1日1パック納豆を食べるだけで…?!〜女性ホルモン〜
納豆といえば、日本の食卓には欠かせない伝統食ですね。
独特の匂いと粘り気はあるものの、「納豆、大好き!」という人は結構多いはず!
そんな納豆と女性ホルモンの深〜い関係について、ご紹介したいと思います。
納豆には、どんな栄養素が含まれているの?
- ナットウキーゼ・・・納豆にだけ含まれている栄養素。血液をサラサラにしてくれる効果があり、免疫力アップも期待できます。
- ビタミンB群・・・健康的な皮膚や髪をつくります。体の疲労回復にも!※大豆の約2倍!
- ビタミンK・・・脂溶性ビタミンのひとつ。出血した血液を固める働きがあります。丈夫な骨をつくる効果も!
- 食物繊維・・・腸内環境を整えて、便秘や下痢を予防。その結果、肌をキレイに保つことにもつながります。※ゴボウの約2倍!
- カルシウム・・・骨を強く健康にしてくれます。吸収率も高いので、カルシウム不足の方には特におすすめ!
- イソフラボン・・・大豆の胚芽に多く含まれるフラボノイドの一種。乳がんや更年期障害の予防にも効果的!
- ポリアミン・・・細胞の生まれ変わりに欠かせない成分で、新陳代謝アップや老化防止の働きがあります。
- レシチン・・・代謝に深く関わり、体内の老廃物を排出させる働きがあります。血糖値を下げる効果も。
女性ホルモンとどんな関係があるの?
上記のなかにある「イソフラボン」の構造が、女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)と似ていることから、同じような働きをすると言われています。(そのため、イソフラボンは「植物エストロゲン」とも呼ばれているのだとか)
年齢とともに減少するエストロゲンを補うのに、イソフラボンは有効なのです。さらに、増え過ぎたエストロゲンの抑制にも効果的!
つまり、乱れやすい女性ホルモンのバランスを整えてくれるのですね。
どんな嬉しい効果が得られるの?!
- 肌の新陳代謝を促す→ツルツル美肌効果
- 健康的な髪をつくる→サラツヤ美髪効果
- 自律神経を正常に保つ→精神的な安定
- 骨を丈夫にする→骨粗しょう症予防
- コレステロールの増加を抑える→動脈硬化の予防
- ガン(乳・子宮・卵巣)のリスクを下げる→ガン予防
1日にどのくらい摂れば良い?
摂取量の目安は「1日約40mg〜50mg」といわれ、ちょうど納豆1パック分に相当します。
ホルモンバランスの乱れが気になる方は、積極的に納豆を食べると良いですね!自然と和食中心の食事になるので、食生活の改善にもつながりますよ。