「もう口内炎になりたくない」というあなた、このビタミンを摂って!
口内炎ができると…
「楽しい食事も、思いっきり楽しめない」
「仕事や家事にも集中できない」
「刺激のあるものは食べられない」
ですよね?一度できてしまうと、早く治したくても、なかなか治らないことも。
そんなあなたに、口内炎予防に最適なビタミンをご紹介します!
どのビタミンが口内炎に効くの?
主に、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンA、ビタミンCが口内炎には良いといわれています。中でも、注目したいのは「ビタミンB2」です。
ビタミンB2は、口や目などの粘膜を正常に保ち、細胞エネルギーの再生や代謝を助ける働きをします。そのため、ビタミンB2が不足すると、口の中や周りの皮膚や粘膜が荒れ、炎症を起こし、口内炎になるのです。
主に、こんな食品に多く含まれています。
- レバー
- 卵
- うなぎ
- 乳製品
- 納豆
- きのこ類
効率良く、ビタミンB2を摂るには?
ビタミンB2は、水溶性ビタミン(水に溶けやすい)。野菜などを水で洗う際、長くつけてしまうとビタミンが溶け出してしまいます。サッと手際よく行いましょう。
また、調理する場合は、ビタミンが溶け出してもまるごと食べられるようなお味噌汁、煮物などでいただくと効率的ですね。
過剰に摂ってしまったとしても、尿と一緒に排出されるので、過剰症の心配はないといわれています。逆に、体内に貯めておくことができないビタミンなので、いっぺんにたくさん摂るより、少しづつでも「毎日」摂ることが大切です。
口内炎以外にも…
ビタミンB2が不足すると、口内炎以外にも下記のような症状が現れやすくなります。
- 角膜炎、眼精疲労
- 肌荒れ(にきび、吹き出物)
- 髪のトラブル
- 動脈硬化などの生活習慣病にかかりやすい
さらに、脂質の代謝と深く関わっているビタミンB2。脂肪を燃焼させる働きがあるので、脂肪の多いものをよく食べる人は、その分ビタミンB2をしっかり摂るようにしましょう。また。ダイエット中の人も、不足しないよう心がけると良いですね。
これで、さらに口内炎予防を
ビタミンB2の摂取に加え、「口内を清潔にする」「よく噛んで食べる」ことも口内炎予防になります。
口の中が乾燥すると、粘膜の免疫力が下がり、口内炎になりやすいといわれています。意識的に水分を補給したり、ガムを噛むなどして口内の潤いを保ちましょう。
さらに、唾液には粘膜を守り、修復する作用があります。食事の際は、よく噛んで食べると、唾液の分泌量が増え、口内炎の予防につながります。