脳の活性化に!〜アミノ酸の効果〜
あなたは、最近こんな症状に悩んでいませんか?
「なんだか頭がスッキリしない」
「集中力がもたない」
「物忘れがひどい」
そんな時には、効率よく働きかけてくれるアミノ酸がおすすめです。
今回は、脳とアミノ酸の深い関わりについてご紹介したいと思います。
脳とアミノ酸の関係って?
脳は多くのたんぱく質で構成され、脳内たんぱく質は血中から脳内に運ばれるアミノ酸から合成されています。
また、脳には約1兆個もの神経細胞があり、神経細胞同士で情報をやり取りすることで脳や体をコントロールしています。
この神経細胞も、多くがアミノ酸からできているのです。
集中力アップも
「ロイシン・バリン・イソロイシン(BCAA)」を摂ると、※トリプトファンの脳内への働きかけを阻害します。
この作用により、セロトニン(眠気の元)の生成が抑えられ、集中力を高めることができるのです。
※ トリプトファン・・・必須アミノ酸の一種で、食品たんぱく質に多く含まれています。
睡眠に深く関わっているセロトニンやメラトニンという物質の材料で、体内でこれらの物質に合成されます。
逆に、脳を休ませたい時や安眠効果を得たい時には、セロトニンの材料であるトリプトファンを補うことでリラックス効果が得られます。
脳の活性化にも
「アルギニン」は血管を拡張して、血流を促します。
そのため、たくさんの糖分や酸素を取り込むことができ、脳の働きが活発になるのです。
プレゼンや試験前など「記憶力を高めたい」時におすすめですね。
学習能力アップも
「グルタミン酸」は、脳の情報伝達をサポートする働きがあり、集中力や記憶力を高めるといわれています。
その他、ストレスへの抵抗力を高める効果もあるので、学習意欲を持続させることにもつながりますね。
おすすめ!脳の活性化対策
1、 指を動かす
手には、脳と関係する神経細胞が多く集まっているため、指を使うことで脳細胞が刺激され脳の活性化につながるといわれています。
また、利き手とは反対の手を使うのもオススメです。
2、 芸術に触れる
絵画などの芸術やクラシック音楽などの鑑賞は、右脳を活性化することができます。
普段あまり触れる機会のない方は、絵画展に足を運んでみるのも良いのではないでしょうか。
3、 本を音読する
読書をするだけでも脳の活性化になるといわれていますが、声に出して読み上げること(音読)でさらなる効果が期待できます。