毎朝の便をセルフチェック!あなたは、食物繊維足りていますか?〜食物繊維〜
あなたは、毎朝自分の便をチェックしていますか?
便はあなたの健康状態を教えてくれる、大切な情報源です。
今回は、便の種類と観察ポイントをご紹介したいと思います。
どんな色?
「茶色系」
便の色は、大腸を通過する時間によって変わります。
通過時間が短いほど、明るい茶色(限りなく黄色に近い)、長いほど濃い茶色になります。
程よい茶色(黄金色のような色)は、健康的と言えるでしょう。
「灰色系」
石灰のような灰色の便は、胆汁の分泌に問題があるサインです。
胆石や胆のうがん、肝臓がん、黄疸なども考えられるので、すぐに病院に行きましょう。
「黒色系」
“タール便”とも呼ばれる黒い便、見るからに不気味ですよね。
これは、血液が混ざっている証拠。
胃炎や十二指腸炎、食道ポリープ、胃潰瘍などの疑いがあるので、2〜3日続く場合は病院に行きましょう。
「赤色系」
いわゆる“血便”ですが、もっとも多い原因は切れ痔と言われています。
しかし、大腸に問題がある場合もあるので素人判断はNG!
食中毒や大腸ガンなどの疑いもあるので、早めに病院へ行きましょう。
どんな形?
「バナナタイプ」
約80%の水分量で、バナナのような太さと長さ。このタイプは、善玉菌が優勢で腸内環境も整えっている状態。“健康”と言えるでしょう。
「硬くて、コロコロタイプ」
水分量が少なく、硬くコロコロした形状。「もっと出したいのに…」という残便感があるのではないでしょうか?
悪玉菌が優勢になり便秘になりかけている可能性が…!意識して水分と食物繊維を摂るようにしましょう。
「ドロッとした、柔らかいタイプ」
非常に柔らかく、ゆるい状態。このタイプは、臭いもキツイ傾向にあります。
腹筋や腸の周りの筋肉が衰えている可能性が…!
「ほぼ、泥水タイプ」
ほぼ水分と言ってよいほど、硬さのない状態。突然便意が起きて、焦ることも多いのではないでしょうか?
ストレスが原因で腸が敏感になっている可能性があります。
こんな便には要注意?!
- 臭いがひどい?!
健康状態であれば、便はそれほど臭いません。しかし、肉などの動物性タンパク質ばかりを食べていると、臭くなる傾向にあります。
しっかり野菜や食物繊維を摂って、腸内環境を整えましょう。(臭いが気にならなくなったら、整ったサイン!)
- いつも残便感がある?!
「まだ出したいのに…」「残っている感じがする…」という経験が一度はあるのではないでしょうか?
この状態がずっと続いている場合は、腹筋や腸周りの筋肉が衰えている可能性があります。
残便感なくスッキリ出すために、毎朝腹筋をすると良いでしょう。もちろん、水分と食物繊維もお忘れなく!