スキンケア・レッスン ① 正しいクレンジングと洗顔〜
スキンケアの基本となる「クレンジング」と「洗顔」。あなたは、自分のやり方に自信がありますか?
いくら高価な美容液やパックをつかっていても、「洗う」時点で方法を間違っていると、その効果も半減してしまいます。あまり自分のやり方に自信がない人や肌荒れが続いている人は、一度その方法を見直す必要があるかもしれません。
クレンジングは?
1、 手のひらでクレンジング料を温める
クレンジング料が冷たい状態では、メイクや皮脂、汚れを浮き上がらせるのに時間を要し、その分肌の負担となってしまいます。(落とし残しの原因にも!)
だいたい32℃程度で皮脂は浮き上がってくるので、クレンジングの際は、まず手のひらでクレンジング料をクルクル回して温めてから、肌にのせるようにしましょう。(冷え性で、手自体が冷たい人は、手を温めてから行うと良いですね!)
2、 拭き取りは不要
クレンジング料でメイクや皮脂を溶かし出してから、一度(洗う前に)コットンやティッシュ等で「オフ」する人もいますが、これは「毛穴に汚れがたまりやすく」「肌に刺激を与えてしまう」ことに…。
特に、肌の弱い人や肌トラブルを抱えている人は、拭き取らずそのまま洗い流すようにしましょう。
3、 すばやく(短時間で)済ませる
「しっかり落としたい!」その一心で、じっくり時間をかけてしまいがちですが、長ければ長いほど、肌への負担が大きくなります。優しく、しかしテキパキと済ませるようにしましょう。
次に、洗顔は?
1、 固めの泡をつくる
「しっかり泡を立てることが大事」というのは、もはや常識かもしれません。しかし、単なる泡ではなく、「固め」の泡をつくることで、さらにその効果は増します。
泡立てネットなどでしっかり泡を立て(すぐにフニャっとなる泡ではなく)、手のひらを下に向けても落ちないくらい、固めのしっかりした泡をつくりましょう。
2、 泡を手のひらで押すイメージ
大人ニキビのある人やオイリー肌の人は、しっかり洗顔(ゴシゴシ)する傾向にありますが、あくまでも「優しく」そして「泡を押す」イメージで洗いましょう。
手が直接肌に触れないくらい、泡だけで毛穴の汚れを浮かせます。(手に力はいりませんね)
3、 ぬるま湯で
クレンジング時にもいえることですが、洗い流す際のお湯は36℃程度のぬるま湯が理想的です。
冷た過ぎると、汚れを溶かし出すことができず、熱過ぎると油分をとり過ぎてしまい乾燥の原因に…。また、肌のコラーゲンを壊してしまう可能性もあるので、要注意です。