肝臓には『ビタミン』が必須!!あなたは足りてる?
あなたは毎日ビタミンを摂っていますか?あまり知られていませんが、肝臓にとってビタミンは欠かせない成分です。
今回は『肝臓とビタミンの関係』について詳しくご紹介しましょう。
肝臓とビタミンの深〜い関係って?
ビタミンは、肝臓に侵入したウィルスを攻撃して破壊された肝細胞を修復したり、脂肪を取り除くなどの働きをします。そのため正常な肝機能をキープするためには、毎日さまざまなビタミンを摂ることが大切です。
では『ビタミンA』『ビタミンB群』『ビタミンC』『ビタミンE』の働きを分かりやすく解説していきましょう。それぞれのビタミンが多く含まれている食品もご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
ビタミンAを摂ると・・・?
ビタミンAには主に『肝臓を守る』働きがあります。さらに活性酸素を抑える効果もあるので、肝臓病の予防には欠かせません。(肝がんのリスクを下げる効果もあるのだとか!)
〜ビタミンAを多く含む食品〜
・ レバー(牛・豚・鶏)
・ 小松菜
・ ほうれん草
・ ニラ
・ ニンジン
・ 春菊
ビタミンB群を摂ると・・・?
ビタミンB群(ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸など)は、ビタミンの中でも肝臓と深〜く関わっています。そのため不足すると肝機能が低下して「食欲不振」「倦怠感」などの症状が出るでしょう。
〜ビタミンB群を多く含む食品〜
・ 豚肉
・ 玄米
・ レバー(牛・鶏)
・ ししゃも
・ 納豆
・ 牡蠣
・ 大豆
ビタミンCを摂ると・・・?
ビタミンCは、肝臓の主な働きである『解毒』に関わっています。なかでもアルコールを解毒する際に必要な酵素の働きを活性化させてくれるので、お酒好きの方には欠かせませんね。
〜ビタミンCを多く含む食品〜
・ 菜の花
・ ブロッコリー
・ 小松菜
・ 柿
・ キャベツ
・ レンコン
・ 苺
ビタミンEを摂ると・・・?
ビタミンEには優れた抗酸化作用があるので、肝機能に悪影響となる過酸化脂質※の発生を防いでくれます。
※ 過酸化脂質とは・・・不飽和脂肪酸が酸化してできる有害物質のこと
〜ビタミンEを多く含む食品〜
・ うなぎ
・ 大豆
・ かつお
・ たらこ