睡眠不足が続くと危険?!~脱出したい!敏感肌~
美肌をつくる上で、睡眠が欠かせないことはよく知られていると思います。
しかし、睡眠不足が続くと“敏感肌になってしまう”危険がある事をご存知でしょうか?
今回は、「睡眠不足×敏感肌」についてお話したいと思います。
睡眠と敏感肌の関係って?
睡眠中は、成長ホルモンの分泌により「肌のターンオーバー」が行われます。
古い肌細胞が剥がれ、新しい肌へと生まれ変わるのです。(ちなみに、肌の新陳代謝は約6時間かけて行われるため、最低でも6時間は睡眠をとるのが理想的です)
しかし、睡眠不足になると・・・
1、 肌の再生ができない
成長ホルモンの分泌が弱まり、肌のターンオーバーが正しく行われなくなってしまいます。
そのため、古い肌細胞が残ったままの状態になり、肌トラブルが起きやすくなるのです。
2、 自律神経が乱れる
睡眠中、副交感神経が優位になることで、肌の血流が活発になり、成長ホルモンや栄養素が肌細胞に届けられます。
しかし、質の良い睡眠がとれていないと、自律神経が乱れるため、肌は血行不良となり栄養を受け取ることができなくなります。
こうして、肌のターンオーバーが乱れることにより、バリア機能が低下して「敏感肌になる」というワケです。
良質な睡眠をとるコツは?
「自分の体に合った枕を選ぶ」
枕の高さが合っていないと(高すぎる、低すぎる)、良質な睡眠をとることができません。
首の脊椎と肩の筋肉に負担がかからないよう、自分に合った高さの枕を使用することがとても大切です。
近年、オーダーメイドの枕が流行していますよね。
既製品とは異なり、自分に合った「素材」「高さ」に仕上げてもらえるので、オススメです。
「トリプトファンを摂る」
必須アミノ酸の一種で、良質な睡眠をとるために欠かせない「トリプトファン」を積極的に摂りましょう。
下記は、トリプトファンが多く含まれる食品です。(主に、肉類・魚介類・乳製品に多く含まれています)
・ カツオ
・ 牛レバー
・ マグロ赤身
・ 豚肉ロース
・ 鶏ムネ肉
・ タラコ
・ ブリ
・ チーズ
・ ゴマ
・ 納豆
・ アーモンド
「食事は就寝〜3時間前までに」
食後すぐに寝てしまうと、消化のために胃腸が働いているので深いレム睡眠に入りにくい状態になってしまいます。
眠れたとしても、質の悪い睡眠になってしまうのです。
食べたものは、だいたい2〜3時間で消化されるので、そのくらいの余裕をもって食事を終わらせておくと良いでしょう。