勝負は食後の1時間?!~アンチエイジングの方法~
食事の後に寝るか?
それとも軽く体を動かすか?
このどちらを選択するかで老化のスピードは変わる、と言われています。
それは一体ナゼなのでしょうか。
今回は、この問題について分かりやすく解説していきましょう!
まず注目すべきはAGE!?
他の記事でも取り上げたことがありますが、AGEという物質を覚えているでしょうか?
Advanced Glycation End Productsの略で、終末糖化産物ともいいます。
簡単にいうと、タンパク質と糖が加熱されてできた物質のことです。
この物質が体内に増えると、全身のあらゆるところに影響が及びます。
例えば、シミやシワができやすくなったり、認知症になったり、骨粗しょう症になったり、心筋梗塞になったり…。
あげればキリがないくらい、健康を害する物質であり、アンチエイジングの大敵なのです。
そのため、いつまでも若々しさをキープしたいなら、体内にAGEを溜めない生活を送ることが大切です。
食後1時間と何の関係があるの?
体内でAGEができやすいのは『食後1時間くらい』と言われています。
その理由は、食事をしてから30分〜1時間ほどで血糖値が上昇するため。
血糖値が急上昇することで、AGEは増えてしまいます。
つまり『血糖値の上昇をゆるやかにすること』がアンチエイジングに欠かせないのです。
<血糖値の上昇をゆるやかにするには??
対策① 食べる順番に気をつける
最初からご飯やパンなどの炭水化物を食べるのはNG!
血糖値の急上昇をまねいてしまいます。
食べる順番として理想的なのは、野菜→肉や魚→炭水化物です。
この方法は実際に糖尿病患者の方々も実践しているそうですよ!
対策② ゆっくり食べる
早食いは、血糖値の急上昇をまねきます。
同じ量を食べるとしても、ゆっくり食べたほうがベター!
ひとくちづつ味わいながら食べるようにしましょう。
対策③ 食後30分したら軽く動く
冒頭でもお話した通り、食後1時間が勝負です。
食べてすぐ寝てしまうのではなく、食後30分したら軽く体を動かすようにしましょう。
体内のブドウ糖をエネルギーとして使ってしまえば、血糖値の急上昇を抑えることができます。
激しい運動をする必要はなく、『お散歩に行く』『家事をする』『ストレッチをする』などでOKですよ!