『腸内フローラ』を意識して、美肌になろう
今、話題の『腸内フローラ』とは？？
私たち人間の腸には、多くの種類の腸内細菌が生息しています。特に小腸から大腸にかけて、多くの細菌が各種類ごとにグループを作って機能し、腸の壁面で生息しています、
顕微鏡で腸のなかをのぞくと、それは草原に生えている草花のように見えることから、『腸内フローラ』と呼ばれています。この腸内フローラが良い状態であると、美肌を保つことができます。
腸内細菌は大きく分けて３つあります。
１、善玉菌
消化吸収を助けたり、免疫力を高めるなどからだの健康を維持するために働きます
２、悪玉菌
病気の原因になったりするなど身体に害を及ぼします
３、日和見菌
よくも悪くもない菌。ただし、腸内で善玉菌のパワーが強いときには善玉菌のほうにつき、悪玉菌が優勢のときは悪玉菌につきます
では、バランスの良い『腸内フローラ』とは・・・？
『善玉菌２割・悪玉菌１割・日和見菌７割』が、最も良いバランスと言われています。※個人差がありますので、あくまでも参考として捉えてください
そのバランスが崩れて悪玉菌が増えてしまうと、悪玉菌が作る有害物質が体内に蓄積します。この有害物質は、肌のハリを失わせたり、肌荒れやその他重大な病気を生み出します。
そのため腸内環境をキレイに保つには、善玉菌の多い状態にしておくことが大切です。善玉菌を増やすと言われている「乳酸菌」を意識して取るようにしましょう。
賢い！乳酸菌の摂り方は？
そもそも乳酸菌とは、乳酸を作り出して体によい働きをする細菌の総称です。腸内では主にビフィズス菌のサポート役となって、ビフィズス菌が生息しやすい環境をつくる役割があります。
乳酸菌を増やすには下記４つのことを日々心がけると良いでしょう。
① 適度な運動を心がけ、ストレスの少ない生活を送る
② 食物繊維を多くとる
③ 発酵食品をとる
※お酒を飲む人は、乳酸菌を多く含むマッコリにかえてみるのもおすすめ！
おつまみには、キムチ・納豆・お漬物などをチョイスしてはいかがでしょうか？
④ サプリメントやドリンクで補う
※特にＲ－１乳酸菌を含むものが良いでしょう
大事なのは、乳酸菌を『継続して』取ること。乳酸菌は日々の暮らしの中で減っていくものなのでこまめに補うようにしましょう。
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