風邪の時にやりがちな5つのNG行動
風邪にまつわる知識って、意外と人によって(もしくは家庭によって)バラバラではないでしょうか?例えば『体力をつけるために、とにかくいっぱい食べたほうが良い』『お風呂は入らないほうが良い』など。
今回は多くの人が風邪の時にやってしまいがちなNG行動を5つご紹介します。
1、 スポーツドリンクをガブガブ飲む
たしかに風邪をひいている時は脱水症状になりやすいので、水分補給は欠かせません。また水より体に吸収しやすいスポーツドリンクのほうが効果的という考えもあります。
ただし、スポーツドリンクの中には大量に砂糖が含まれているものが…。その場合、ガブガブ飲みすぎると糖分の過剰摂取になってしまいます。(小さな子供の場合は、虫歯になるリスクが高いのだとか!)風邪をひいている時にスポーツドリンクを飲む場合は、水で薄めて飲むことをオススメします。
2、 とにかくいっぱい食べる
あまり食欲がないにも関わらず「体力をつけるためにいっぱい食べる!」という人もいるのではないでしょうか?それはかえって内臓を疲れさせ、風邪の治りを遅くします。
食欲不振の場合は、スープやお粥など食べられるものでOK!ただしビタミンCはこまめに補っておくと良いでしょう。
3、 お風呂には入らない
38度以上の熱や下痢・嘔吐などがなければ、お風呂に入っても大丈夫といわれています。全身の血行や良くなったり、喉や鼻の症状が和らぐ効果があるので、場合によっては治りが早くなるでしょう。ただし、湯冷めしないよう「脱衣所を温めておく」「髪は完全に乾かす」ことをお忘れなく!
4、 すぐに薬を飲む
一般的な風邪薬は症状を和らげてくれる(正確には抑えている?)だけで、風邪が治るわけではありません。そのためすぐに薬を飲むよりも、体の免疫力を高めるような対処をしたほうが良いでしょう。具体的には「睡眠をとる」「ビタミンCと水分を摂る」「お風呂に入る」など。
5、 厚着をして布団もたくさんかける
風邪をひくと「とにかく厚着をして、布団もたくさんかけて…」と考えがちではないでしょうか?熱を上げる時(悪寒がする時)には効果的ですが、熱を下げる時には逆効果になります。
暑さで寝苦しい時は、無理せず布団を少なくしたり薄着になりましょう。熱を放出させることも大切です。