もくじ
運動前のサプリメント!おすすめのビタミンは?
運動前に摂ると効果アップ!?そのビタミンの正体って?
せっかくダイエットや健康維持のために運動を始めても、「続かない」経験が少なからずあるのではないでしょうか?
そこで、運動の効果を実感するために「ビタミン」に着目!
ビタミンは五大栄養素の1つであり、体内の化学反応に関わる酵素を助ける「補酵素」としても働きます。
体液に溶けて排出されやすい水溶性のB1・B2・ナイアシン(B3)・パントテン酸(B5)・B6・ビオチン(B7)・葉酸(B9)・B12・Cと、
排出されにくい脂溶性のA・D・E・Kがあり、なかでも8種のB群は協力して働きます。
体内でつくられないのが基本ですが、腸内細菌がビタミンB群の数種とビタミンKを増やし、皮膚に紫外線があたる事でビタミンDがつくられるなど、体内で増えるものもあります。
効果アップの「ビタミン」を摂取して、運動を続けましょう!
糖質や脂質を分解してエネルギー源をつくる
B群:葉酸とB12を除いた6種が補酵素として、特に糖質にはB1が脂質にはB2やナイアシンが、それぞれ積極的に働きます。
エネルギー消費を多くするために筋肉量を増やす
B群:特に、B6やナイアシンはタンパク質の再生に補酵素として働き、葉酸とB12は協力してタンパク質を増やす働きに関わっています。
C:筋肉を丈夫に保つ細胞間の接着剤になるコラーゲンづくりを助けます。
D:筋肉のタンパク質を増やす働きに関わっています。
その他
葉酸・B12:筋肉に十分な酸素を運ぶため、赤血球をつくる酵素を助けます。
C:運動するための興奮系物質を増やす酵素を助けます。また、抗酸化作用で働いたビタミンEを再生させます。
E:筋肉を効率よく動かすため、強い抗酸化作用で悪さする一部の活性酸素を減らします。
摂取したいビタミンのみを考えすぎた食事を続けると、いつの間にか不足している別のビタミンによる深刻な「欠乏症」になる可能性もあります。
また、間違った考えでサプリメントなどを大量摂取すると、水溶性の数種と脂溶性がビタミン過剰症をおこす場合も…。
バランスを考えて、摂取量が偏らないように気をつけましょう。
なるべく食後1時間以上は休んで、栄養がエネルギー源に変わった頃から運動をはじめると良いですね
(消化の時間は体調や食物にも左右されますが、運動して筋肉へ血液が集まってしまうと、胃腸の血液が不足して働きが弱まってしまい消化不良になります)。
1日に人間の体で使われるエネルギー消費量
1日に人間の体で使われるエネルギー消費量は、
1、生命維持のために働く筋肉や臓器などに使う「基礎代謝」
2、運動や日々の生活活動で体を動かして使われる「身体活動」
3、摂取した栄養の一部が熱となる「食事誘発性熱産生(DIT)」
の3つにわけられます。
運動前にはストレッチから
運動する事に体が慣れるまでは、筋肉を増やす筋力トレーニング(ストレッチなど)の後に、心臓や肺などを丈夫にする有酸素運動(ウォーキング・サイクリングなど)を、軽めにしましょう。