年間4万人が発症?!乳がんを防ぐには?~女性ホルモンの危険~
北斗晶さんが公表したことで話題となった女性の乳がん問題。
年間で約4万人が発症していることを知っていますか?
乳がんは早期発見・早期治療すれば完治するといわれています。
だからこそ『日頃からセルフチェックしておく』ことが大切なのです。
発見が遅れると・・・?
乳がんから命を守るためには『早期発見・早期治療』が最も重要だといわれています。
というのも、発見が遅れステージが進行するにつれ生存率も低下してしまうからです…。
早い段階で発見できれば5年後10年後でも90~95%の生存率といわれていますが、遅れた場合(最悪の場合)20~30%にまで下がってしまいます。
数字で見るとより現実味が増すのではないでしょうか?
だから日頃からセルフチェックを!
1、 乳房の『形』をよくチェック
鏡の前で、両方の乳房や乳頭の大きさ・形を観察しましょう。
※皮膚が引きつったり、一部が引っ込んでいないかをチェック!
両腕を下げた状態・上げた状態の2パターンで行います。
2、 乳首から『分泌物』が出ないかチェック
乳首をつまみ、分泌物が出ないかチェックしましょう。
※血が混ざった分泌物が出る場合があります
3、 乳房に『しこり』がないかチェック
乳房全体を円を描くように触りながら、しこりがないかチェックしましょう。
※腕を上げて、脇の下も確認すること
異常を見つけてしまったら・・・?
「なんかちょっとおかしい・・・」と思うことがあったら、迷わず乳腺外科を受診しましょう。
※乳がんに関する診察は産婦人科ではなく乳腺外科です
冒頭でお話した通り、早期発見・早期治療すれば完治できるのです。
忙しさを理由に後回しにするのはNGですよ!
何歳から乳がん検診を受けたら良い?
一般的に乳がんを発症しやすいのは40代~60代といわれていますが、最近では20代30代の女性にも急増しています。
そのため30歳を過ぎたら、上記のセルフチェックに加えて乳がん検診を受け始めたほうが良いでしょう。
特に「家族に乳がん患者がいる」「不妊治療を受けた経験がある」「出産・授乳経験がない」「ピルを使用している」という方は、早めに受けることをおすすめします。