女性なら知っておきたい!『子宮頸がん』のこと~女性ホルモン~
タレントの原千晶さんや歌手の森昌子さんらが患ったといわれる『子宮頸がん』は、(セックス経験のある)女性なら誰でも発症する可能性をもっています。
原因がわかっているため「唯一予防できるがん」ともいわれていますが、その一方で年間約3000人の方が子宮頸がんによって亡くなっているのが現状…。
他人事と思わず、まずは病気のことをしっかり理解しておきましょう!
子宮頸がんって?
子宮頸がんとは、子宮の入り口付近に発生するがんのことです。
(子宮内部の子宮内膜にできるがんを、子宮体がんといいます)原因は、性行為によって感染するHPV(ヒトパピローマウイルス)と考えられています。
とは言え、HPVに感染したら必ずがんになるというわけではありません。
大半の人は自らの免疫力によって、ウイルスを排除してしまうからです。
排除できず体内に残ってしまった場合、子宮頸がんになります。
子宮頸がんに“なりやすい人”って?!
主に下記のような人が、子宮頸がんになりやすいと言われています。
あなたは当てはまるでしょうか?
・ 比較的若い頃からセックス経験がある
・ セックスパートナーが多数いる
・ タバコを吸っている
・ 妊娠・出産の回数が多い
ただし、これはあくまでも傾向です。
セックス経験があれば、誰でも子宮頸がんになる可能性をもっているので油断は禁物ですよ!
ほぼ100%治すには?!
もしも子宮頸がんを発症してしまっても『早期発見・早期治療』なら、ほぼ100%治すことができるといわれています。
さらに初期段階であれば、子宮を残してがんのある部分のみを切除する手術方法もあるので、妊娠を希望している女性でも安心です。
そのためには、やはり『定期的な検診に行く』こと。
少なくても1年に1回は定期検診に行くようにしましょう!
また日頃からがんになりにくい体をつくることも大切です。
『栄養バランスのとれた食事』『体を動かす』『ストレスを溜め込まない』など、当たり前のことですが侮ってはいけませんよ!
旬のものを食べるというのもオススメです。
そして最後はセックス事情。
『不特定多数のセックスパートナーを持たない』『清潔に保つ』『コンドームを使用する』などに気をつけましょう。