女性が気をつけるべきガンとは?!
日本人の死因で1番多いと言われるガン。できることなら、早めのうちから予防しておきたいものですね。
今回は、なかでも“女性に多い”ガンをご紹介します。
その1:大腸ガン
女性に多いガンと言えば乳ガンのイメージがあると思いますが、実は死亡率のトップは「大腸ガン」。
大腸ガンは、大きく分けて結腸ガンと直腸ガンの2つがあります。20代30代でもかかるケースはありますが、40歳を過ぎてから増える傾向にあります。
〜こんな症状が出たら、気をつけて!〜
・ 急に便秘や下痢を繰り返すようになった
・ 血便が出た
・ 少量ずつしか便が出なくなった(便が細くなった)
・ 残便感がある
・ 頻繁に貧血や立ちくらみがある
また、家族のなかで大腸ポリープや大腸ガンになった人がいる場合は、大腸ガンリスクが高いと言われているので、定期的な検診をオススメします。
その2:乳ガン
40代〜50代にかけて増える大腸ガンに比べ、乳ガンは比較的若い世代でもかかるのが特徴です。そのため、「まだ私は大丈夫!」なんて思わずに、早いうちから検診を受けておくことが大切!(乳ガンは、早期発見で治癒率はグンと上がります)
日頃から自分の胸を触っておくことで、ちょっとした変化にも気づくことができます。さらに、40歳を過ぎたらセルフチェックに加え、超音波検査などを受けるようにしましょう。
〜こんな症状が出たら、気をつけて!〜
・ 乳房や脇の下にしこりがある
・ 乳頭がへこむ、陥没している
・ 乳房の皮膚がただれる、腫れる
初期段階では、あまり自覚症状がないこともよくあるので、少しでも気になることがあればクリニックに相談に行くようにしましょう。
その3:胃ガン
日本で肺がんに次いで2番目に多いガンと言われていますが、初期症状があまりないため早期発見がとても難しいガンのひとつです…。
〜こんな症状が出たら、気をつけて!〜
・ 胃もたれする
・ 食欲不振が続いている
・ ゲップや吐き気がする
・ 胃や胸、みぞおちに不快感がある
・ 体重が大幅に減少した
・ 貧血からくる倦怠感
根本的な原因のひとつに「ストレス」もあげられるので、意識的にストレスは発散するようにしましょう。
その4:子宮ガン
子宮ガンには「子宮体ガン」と「子宮頸ガン」があります。どちらも20〜30代女性に増えてきているので、若いからと言って油断は禁物!
どちらも初期症状がほとんどないので、定期的な検診が大切です。
〜こんな症状が出たら、気をつけて!〜
・ 生理不順、不正出血が続く
・ 腰や背中に痛みを感じる
・ おりものに変化があった(色、量、臭いなど)
・ 下腹部に痛みや違和感がある