厄介?!ストレスで敏感肌に〜脱出したい!敏感肌〜
あなたは、ストレスを溜め込みやすいタイプですか?それとも上手に発散できるタイプですか?
もし、溜め込むタイプだとしたら、敏感肌になりやすい可能性があります…!今回は、ストレスがまねく敏感肌についてお話したいと思います。
なぜ、ストレスが原因で敏感肌に?
ストレスを溜め込んでしまうと、脳内で分泌されたストレス物質(情報伝達物質)が神経系・内分泌系・免疫系に影響を与えます。
こうして体全体の機能を低下させてしまうため、もちろん肌の「バリア機能」「水分保持」「皮脂分泌」にも影響が出るのです。
さらに下記のような3つの原因が“敏感肌を招く”と考えられています。
- 自律神経が乱れる
「交感神経」と「副交感神経」2つのモードをもつ自立神経は、バランスをとることで健康を保っています。
しかし、溜め込んだストレスによりバランスが崩れると(交感神経が強くなり過ぎて)、肌のターンオーバーに欠かせない成長ホルモンが(睡眠中に)十分に分泌されなくなってしまうのです。
- 食生活が乱れる
ストレスを感じると、多くの人は暴飲暴食もしくは食欲不振のどちらかになる傾向があります。また、お酒やコーヒーなど嗜好品を摂る回数が増えることも。
体内の栄養バランスが崩れることによって、肌の維持・再生に必要な栄養素が不足してしまうのです。
- 睡眠不足になる
1番の自立神経でもお話した通り、交感神経が優勢になり自立神経のバランスが崩れると、睡眠の質が悪くなります…。本来、睡眠中に傷ついた肌の修復を行いますが、睡眠不足により肌はダメージを受けたままの状態になってしまうのです。
ストレスでバリア機能が低下した肌には、NG?!
- スペシャルケア
バリア機能が低下した肌は、トラブルを起こしやすいので、ついつい特別なケアをしたくなってしまいますよね。いつもより高価な美容液やパックを買ってみたり…。
しかし、こうしたスペシャルケアは肌が敏感な時にはNG!逆に肌を傷める可能性があります。
- ピーリング
肌荒れしている時は、「汚れを落としたい」という気持ちが高まり、ピーリングなどの角質ケアを一生懸命しがちですが、これもNGです。
とにかく刺激を与えず、「優しくケア」を心がけましょう。
スキンケアと同じくらい大切なことが…?
バリア機能が低下して肌が敏感になっている時ほど、基本的なスキンケアを「丁寧に」行うことが大切です。
そして、スキンケアと同じくらい(もしくは、それ以上に)大切なことは、心と体のケアですね。
ストレスを発散させ、リラックスできることをしましょう。