便秘が原因?!~脱出したい!敏感肌~
女性は、「ホルモンバランスの乱れ」や「筋力の弱さ」などにより、男性に比べて便秘になりやすいと言われていますね。
実は、この便秘が原因で敏感肌になってしまうケースもあります。
今回は、「便秘×敏感肌」についてお話したいと思います。
便秘と敏感肌の深い関係って?!
便秘になると・・・
腸内の善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌など)の働きが弱まり、悪玉菌が優勢になります。
悪玉菌は、腸内に溜まった古い便をエサに増殖し、便の腐敗を早めます。この腐敗によって、腸内には毒素や有害物質、ガスが発生。
これらの毒素が腸壁から吸収され、血液と一緒に体中を回ることで「肌にも悪影響を及ぼす」のです。
具体的には、「肌のターンオーバーが乱れる」「肌のバリア機能が低下する」といったように…。こ
れらは、まさに敏感肌の原因となります。
また、便秘になることで自律神経が乱れ、その影響で皮膚の血行不良が起き肌トラブルを招く場合も!(確かに、便秘になるとイライラしがちになりますよね?)
まずは、便秘解消を
・ 意識的に水分補給!
水分が足りていないと、腸内水分まで不足して便が硬くなります。
その結果、排出しづらい状態になってしまうのです。
1日の目安量1,5リットル〜2リットルを意識して、水分補給をしましょう。
特に、朝起きてコップ一杯の水を飲む習慣をつけると良いですね。
・ 食物繊維は足りている?
食物繊維は「ぜん動運動を促す」「腸内環境を整える」「便をカサ増しする」といった大事な働きをしてくれます。そのため、便秘には食物繊維が大切といわれているのです。
しかし、食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類があります。それぞれ効果が違うので、偏らないようバランスよく摂ると良いでしょう。
・ 腹筋を鍛えてみる
腹筋を鍛えることで、腸の弛緩を改善し、胃腸の働きを正常に戻すことができるといいます。
腹筋なら気軽に自宅でできるので、ぜひトライしてみましょう。
また「大笑い」もオススメ!たまに、笑い過ぎてお腹が痛くなること、ありますよね?
大笑いをすると腹筋をよく使うので便秘解消に効果的です(ストレス解消にもなり、一石二鳥ですね)。
・ ストレス溜め込んでいない?
ストレスを溜めると自律神経が乱れ、腸のぜん動運動が正常に行われなくなる場合があります。
もちろん、腸に限らず体のあらゆる場所に支障をきたす可能性があるので、ストレスは溜め込まず、発散する習慣をつけるようにしましょう。