ヨーグルトなら何でも良いわけではなかった?!〜善玉菌のひみつ〜
ビフィズス菌、LG21、ブルガリア菌…など、ヨーグルトでも中に含まれる菌の種類はそれぞれ違いますよね。
実は、その善玉菌の種類が“自分の体に合っているか”ということが非常に大事です。つまり、相性の悪い種類の善玉菌をとり続けても、あまり効果は得られないということ…!?
善玉菌は〜〜〜〜〜〜種類も?!
善玉菌といえば「乳酸菌」や「ビフィズス菌」などを思い浮かべる人が多いと思いますが、現在、善玉菌の種類は約500種類と言われています。
確かに、スーパーやコンビニのヨーグルトの棚には「ビフィズス菌」「LG21乳酸菌」「R-1乳酸菌」「ブルガリア菌」「ラブレ菌」「乳酸菌シロタ株」などの文字がずらりと並んでいますよね。
ヨーグルトはヨーグルトでも、含まれる善玉菌の種類が違えば、もちろんその効果も異なります。
つまり“自分の体や目的に合う”善玉菌が入ったヨーグルトを選ぶことが重要なのです。
自分に合う善玉菌を見つけるには??
では、どうやって“自分に合う・合わない”を決めれば良いのでしょうか?
その方法は、1つのヨーグルト(1日300g前後が目安とされています)を2週間試すことです。2週間毎日食べ続けて、特に何の効果も得られない場合は、他の銘柄で再チャレンジすると良いでしょう。
積極的に摂りたい!3つの善玉菌
たくさんの善玉菌の中でも「安定した状態で腸まで届く」性質をもった3つの種類をご紹介します。※善玉菌の中には胃酸などの影響で死滅してしまうものも多数あります
1、 納豆菌
納豆菌は、乳酸菌などの善玉菌を増やすと同時に、悪玉菌の増殖を抑えるので、腸内細菌のバランスが整えられます。
また、糖質やたんぱく質の分解・消化を促すので、不排便を減らすとも言われています。(納豆菌をしっかり摂っている人とそうでない人は、腸内の乳酸菌が10倍違うのだとか!)
2、 麹菌
麹の酵素によってオリゴ糖や食物繊維が生み出されます。
これらは、善玉菌の栄養源なので、腸内で善玉菌が増殖するのです。
さらに、麹菌はビタミンB群を豊富に作り出す働きもあるので、美肌効果が期待でき女性には特に嬉しいですね!
3、 酵母菌
酵母菌は、腸内の善玉菌を活性化させると同時に活性酸素(アンチエイジングの敵!)を抑制する働きがあります。
また、脂質やカロリーを分解してくれる効果もあるので、ダイエット中の女性に大変注目されていますよ。