急にお酒が弱くなったら、肝臓が病気かも?
『以前に比べてお酒が弱くなった・・・』と感じていませんか?
年齢を重ねることで肝臓のアルコール分解力も弱くなるため加齢が原因のケースもありますが、それだけではありません。
人によっては病気が隠れている可能性もあるのです…!?
今すぐチェック!こんな症状ありませんか?
・二日酔いになりやすくなった
・最近、急にお酒が弱くなった気がする
・あまりお酒を飲みたいと思わなくなった
・お腹の右側が苦しい、圧迫感がある
・手のひらが赤い
・食欲があまりない
これらの症状が出ている場合は『アルコール性肝障害』の可能性があります。
生活習慣を見直すか、一度医師に診てもらいましょう。
アルコール性肝障害って?
アルコールの大量摂取により、肝臓に大きな負担をかけた結果起きる障害のことです。
進行の順番としては、アルコール性脂肪肝→アルコール性肝炎・アルコール性肝繊維症→アルコール性肝硬変となっていきます。
発症には個人差がありますが、目安として日本酒を毎日3合(5年以上)飲み続けているとアルコール性脂肪肝になるリスクが高まると言われています。
それでもお酒を飲みたい?!それなら・・・
適量を守ることは言うまでもありませんが、下記のことを参考に『肝臓を守りながら』お酒を楽しむようにしましょう。
1、 空腹時にお酒を飲まない
空腹の状態でお酒を飲むと、急速にアルコールを吸収してしまいます。
肝臓でのアルコール分解が追いつかず、二日酔いの原因になります。
お酒を飲む「前に」軽食でも良いので何か胃に入れておくようにしましょう。
2、 おつまみには肝臓に優しい食品を
おつまみは下記を参考にしましょう。
・ 良質なタンパク質が摂れる『焼き魚』『卵料理』『チーズ』など
・ タウリンが摂れる『牡蠣』『イカ・タコ・エビ』など
・ ビタミンB1が摂れる『枝豆』『冷奴』など
3、 ペースはゆっくり
お酒を飲むペースが速いと、その分肝臓に負担をかけてしまいます。
1杯を大切に、ゆっくりいただきましょう。
4、 休肝日をつくる
やはりいくらお酒が好きでも、休肝日をつくることは大切です。
最低でも週2日は肝臓を休ませてあげましょう。