スキンケア・レッスン ② カサカサ乾燥肌のあなたへ
スキンケアの基本中の基本、
それは「乾燥させない肌」をつくること。
しかし、
「ニキビができやすい」
「肌がかゆくなる」
「化粧ノリが悪い」
「肌の炎症が起きやすい」
など、乾燥による肌トラブルの悩みは尽きません…。
スキンケア・レッスン②では、乾燥の“原因”と“対策”を知って、カサカサ肌から潤いたっぷり肌に生まれ変わりましょう!
どうして肌は乾燥するの?
老化現象のひとつとも言われていますが、肌の細胞の保水力が低下することで肌は乾燥します。健康な肌(潤いのある肌)に比べ、水分量や皮脂が少ない状態ともいえます。
もう少し具体的にお話すると…
本来、「外部の刺激から肌を守り(バリア機能)」、そして「内部の水分を蒸発しないように保つ」役割をする角質層が、乾燥によって乾き、めくれたり剥がれたりします。
そのため、ちょっとした刺激物でも肌の内側に入り込みやすくなるので、炎症が起きたり、かゆくなったりするのです。
その行為、ちょっと待って
肌に炎症が起きて赤くなったり、かゆくなってしまった場合、多くの人が無意識にかいたり、過剰な洗顔をしたりします。(どうにかしなきゃ!と必死な気持ちはよく分かります)
実は、そうした行為が、さらに外からの侵入をしやすくし、肌の状態を悪化させてしまうのです。(肌のバリア機能がどんどん下がり、いわゆる「敏感肌」になってしまうわけですね)
まずは、“保水”を!
保湿が大事!ということはよく聞きますが、その前に「保水」をしっかりしましょう。化粧水をしっかり浸透させ、今足りていない水分を肌に入れ込んであげることです。(化粧水の浸透力をあげる方法は、スキンケア・レッスン③を見てくださいね)
毎日のことなので、ついついパパっと終わらせてしまいがちですが、「化粧水をいかに浸透させるか」で、肌の潤いレベルが変わってきます。もちろん、その後は乳液でしっかり保湿(フタ)もしてあげましょう。
肌が乾いたな〜と感じた時は
家やオフィスなどで「肌が乾燥している」と感じた時、化粧水をスプレーする人が多いのではないでしょうか?しかし、これは「さらに乾燥を促進させる」可能性が高いといいます。
というのは、スプレーをしても水分はすぐに蒸発し、今ある肌の水分も一緒に蒸発させてしまうからです。
この場合は、セラミド配合の美容液を少量つけるのがおすすめですよ。(メイクの上からでも、ゆっくりつければ大丈夫です)