『性器クラミジア感染症』が不妊の原因に?!~女性ホルモン~
『性器クラミジア感染症』が女性の間で急増していることを知っていますか?
自覚症状が少ないため気づかない人も多いようですが、放っておくと不妊の原因に…!?
妊娠を希望している女性は、ぜひ読み進めてみてください。
性器クラミジア感染症って?
性器クラミジア感染症とは、クラミジア・トラコマチスという細菌に感染して起きる性感染症のひとつです。
女性に1番多い性感染症といわれています。
(日本のクラミジア感染者数は、なんと100万人を超えているのだとか!)基本的には性行為によって感染します。
感染していても自覚症状があまりないので、気づかないままパートナーにうつしてしまっている場合も…。
女性の場合は、放っておくと不妊や子宮外妊娠の原因となってしまいます。
小さな変化を見逃さないで!
早期発見のためには「おりものの色・臭い・量」「性器のかゆみ」など、小さな変化を見逃さないことが大切です。
『急におりものの量が増えた』『おりものの臭いが気になる』『性器がかゆい』『下腹部が痛い』と感じた場合は、早めに婦人科へ!
ちなみにオーラルセックスによって咽頭に感染することもあるので、喉の腫れや発熱がある場合も早めに受診したほうが良いでしょう。
『カンジダ膣炎』にも要注意?!
性器クラミジア感染症以外にも、不妊につながりかねない性感染症があります。
その1つが、カビの一種カンジダ菌が繁殖して、外陰や膣に炎症が起こる『カンジダ膣炎』です。
性器に強いかゆみが生じたり、カッテージチーズのような白いおりものが出たり…。
性行為だけでなく、体が疲れている時や体調不良の時に発症しやすいとも言われています。
その場合は体が回復すれば、自然と症状も治まりますが、発症を繰り返して炎症が続くと、不妊の原因になってしまうことがあるのです。
(カンジダ菌が精子を殺してしまうという説も?!)
日頃から『体の免疫力を下げない』『ストレスは発散する』『月経時、ナプキンを頻繁に取り替える』『性器を清潔に保つ』などの対策をとると良いでしょう。