女性ホルモンのトラブルに『漢方薬』が効果的な理由って?
「肌荒れが治らない」「なかなか妊娠できない」「生理痛がひどい」など女性特有の悩みには、漢方薬が効果的と言われています。
今回は『女性と漢方薬の関係』について詳しく解説しましょう。
漢方薬が効果的!といわれる3つの理由
理由その1:自分の症状に合わせて処方してくれる
漢方薬はその人の『体質』『状態』『生活習慣』『目的』などに合わせて処方されます。
そのため効率的に体質改善することができるのです。
また季節に合わせて処方してくれるので、暑い時期でも寒い時期でも比較的楽な状態で過ごすことができるでしょう。
理由その2:巡りが良くなる
東洋医学では、「気」「血」「水」の3つが体を巡ることで健康が保たれると考えられています。
どれか1つでも欠けてしまうと、体調が崩れやすいのです。
こうした考えをもとに、あなたに欠けているものを見極めてそれを補うような処方をしてくれるでしょう。
理由その3:バランスが整う
漢方薬は、『体のバランス』を整えてくれます。
そのため、複数の不調(イライラ、むくみ、肌荒れ、便秘、冷え、不妊など)に悩む女性におすすめです。
漢方薬を飲む時の注意点は?
・空腹時に飲む
漢方薬は、基本的に『食前』に飲むことが勧められています。
できれば食事の30分前に飲むようにしましょう。
飲み忘れた場合は、食後2時間後くらいに飲めばOKです。
・まずは続けてみる
漢方薬は、徐々に効果が現れるものが多いです。
そのため短期間で飲むのを中止せず、2週間くらいは飲み続けてみましょう。
どうしても飲みにくい場合は、担当の医師(もしくは薬剤師)に相談を!
副作用ってあるの?
漢方薬には副作用がないと思われがちですが、下記のような症状が出ることもあります。
一時的な症状であることがほとんどですが「症状がひどい」「全然治らない」などの場合は、担当の医師(もしくは薬剤師)に相談しましょう。
・ 食欲がなくなる
・ 眠くなる
・ むくみが生じる
・ 下痢になる
・ 吐き気がする