風邪にはビタミンCが良いっていうけど、本当なの?
風邪をひいた時「ミカンを食べなさい」と言われたことはありませんか?
それは昔からビタミンCが風邪の症状に効くといわれてきたからです。そこで今回は『風邪とビタミンCの関係』について詳しく解説したいと思います。
本当にビタミンCは風邪に効くの?
ビタミンCは粘膜を正常に保つ働きがあり、ウィルスの侵入を防いでくれます。また抗体を増やす働きもあるので、もしウィルスが侵入してしまっても退治してくれる可能性が高くなります。
つまりビタミンCは風邪の「予防」はもちろん、「早期回復」にも役立つというわけですね。
ビタミンCが豊富な食品って?
◯ 赤ピーマン
赤ピーマンは、ビタミンC含有量トップクラスの野菜。緑ピーマンに比べて苦みが少ないので、食べやすいでしょう。赤い色素のカプサイシンは、非常に高い抗酸化作用があるので、アンチエイジング効果も期待できます。
◯ ケール
ケールといえば「青汁」!栄養価が高い野菜として有名ですが、日本では野菜としてそのまま食べられる機会が少ないですよね。(欧米ではよく食べられる野菜のひとつです)
免疫力を高めるだけでなく、ストレスの緩和や美肌効果もあります。
◯ ゴーヤ
沖縄など温かい地域でよく食べられるゴーヤは、独特の苦みが特徴です。ゴーヤに含まれるビタミンCは熱に強いため、炒めて食べてもたっぷりビタミンを補うことができます。
◯ パセリ
脇役イメージの強いパセリですが、ビタミンCが豊富に含まれています。その他、ビタミンB1・ビタミンB2・ミネラル・鉄分なども多いため、定食などについてくるパセリは残さず食べるべし!
◯ 芽キャベツ
芽キャベツは、普通のキャベツに比べてビタミンCの含有量が約4倍!ルテイン(カロテノイドの一種)も豊富なので抗酸化作用も高いのが特徴です。
ビタミンCの効率的な摂り方とは・・・?
1、 スープや鍋物にする
ビタミンCは、熱や水に弱いという特徴があります。そのため、加熱調理するとせっかくのビタミンCが半分以上失われてしまうことも…。
そのため汁ごと食べられるスープや鍋物にすることをオススメします。
2、 毎日こまめに摂る
ビタミンCは体内で作ることができない成分なので、摂ってもすぐに排出されてしまいます。毎日、こまめに摂ることがポイントです。