花粉症の基本対策「マスク」や「メガネ」の正しい使い方
花粉症対策には、マスクやメガネが定番ですね。
マスクは、花粉症の予防と対策に最も適しています。
マスクをつけることで、体内に入る花粉の量を約3分の1以下にまで減らすことができるのです。
さらに花粉症対策にメガネもあわせて装着すると、(メガネをかけていない場合よりも)目につく花粉を約9割も減らすことができます。
「でも、メガネは見た目的にちょっと抵抗がある…」というあなたは、オシャレな伊達メガネや普通のメガネでも効果があるのでそちらを装着すると良いでしょう。
伊達メガネや普通のメガネでも、約7割は花粉を防ぐことが可能です。
しかし、マスクをしていても全然効果を感じられない…メガネが曇ってしまう…なんてお困りのあなた!
マスクを“正しく”つけられていますか?
実はほとんどの人が、マスクを正しく使えていないと言われています。
正しくマスクが着用できていないと、花粉症対策の効果も半減し、メガネも曇ってしまいます。
メガネが曇るたびにメガネを外していては、逆効果にもなりかねません。
この機会に、マスクの使い方を見直してみましょう。
マスクの表裏、上下を正しく理解していますか?
一般的な家庭用マスクは、ゴムの接着面が外側に取り付けられていますので、こちらを表にして使用しましょう。
また、ほとんどのマスクが、マスクの折り目(プリーツ)が下向きに来るのが表になります。
これを間違えてしまうと、花粉が溜まってしまう原因となりますのでご注意を。
上下の見分け方は、ノーズフィッターといって鼻まわりの隙間を調整する針金がついている方が上になります。
隙間のないようにきちんと装着できていますか?
ノーズフィッターを必ず鼻の形に合わせて曲げ、隙間のないようにしましょう。
折り目(プリーツ)を広げ、必ず顎まで隠します。これで頬まわりに隙間ができないようにしましょう。
これをきちんとしておくと、メガネが曇るのを防ぐことができます。
安いマスクで構いませんので、使い捨てタイプを使用し、繰り返して翌日に使用しないようにしましょう。
また、花粉症に特に悩まされている人は、マスクを外す際に花粉が手につかないように、また家のなかに花粉をまき散らさないように「外し方」にも一工夫すると良いでしょう。
ポイントは「マスクのヒモ部分を持ち、すばやく蓋つきのごみ箱に捨てる」ようにすることです。
マスクを外した後は、手をしっかりと洗い花粉を落としましょう。
ほんの小さなことですが、これだけでかなり花粉をブロックすることができ、辛い症状の緩和につながりますよ♪