肥満&運動嫌いなら『METs』を意識して〜老化防止〜

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肥満&運動嫌いなら『METs』を意識して〜老化防止〜

健康で長生きするためには生活習慣病である『肥満』にも気をつけなければいけません。とくにエネルギーを摂りすぎ&運動不足の人は、食べる量を減らすだけではなく、運動によってエネルギーを消費することが大事です。

基礎代謝は年齢とともに落ちますが、運動して筋肉をつけることで低下を遅らせることは可能です。

しかし!週に2回以上運動をしている人は少ないといいます…。また『肥満傾向の人は標準体重の人に比べて座っている時間が3時間近く長い』というデーターも。

今回は『運動しなきゃ、でもなかなか始められない・・・』と憂鬱になっているあなたにMETs(メッツ)をご紹介します。この考え方を知ると、日常生活のなかで体を動かすのが楽しくなるはず!

METs(メッツ)という言葉を知っていますか?

METsとは、厚生労働省が作った『日常のさまざまな活動を運動ととらえる考え方』です。安静状態(1メッツ)を基準に、その何倍のカロリーを消費する活動かを表す新指標だそうです。 ※Metabolic equivalentsの略です

〜生活活動におけるメッツ〜

1メッツ・・・安静時、TV鑑賞など座った状態
3メッツ・・・散歩(普通の速度)、部屋の片づけ
3.5メッツ・・モップや掃除機をかける
5メッツ・・・子供と一緒に汗をかくくらい遊びながら動く など

〜運動におけるメッツ〜

3メッツ・・・汗をかく程度のウエイトトレーニング、ボーリング
6メッツ・・・パワーリフティング、ジャズダンス
7メッツ・・・ジョギング、サッカー、テニス

厚生労働省は週に23エクササイズ以上体を動かすことを勧めています。エクササイズというのはMETsに時間をかけたものです。

例えば『3メッツの散歩を1時間すると3エクササイズ』『3,5メッツの掃除機かけやモップかけを18分程すれば1エクササイズ』となります。

1日に3~4エクササイズを目標にしましょう。

20分以上継続して運動しなくてもOK?!

これまで「脂肪を燃やすためには20分以上の有酸素運動をする必要がある」と言われてきましたが、最近の研究で(連続して運動をしなくても)時々休憩を入れながらの運動でも十分脂肪燃焼の効果があることが分かっています。
つまり、いわゆる運動をしなくても、こまめに動くことを意識すればカロリーは消費できるのです。

今回ご紹介したMETsを意識して、体を動かす習慣をつけてしまいましょう。この小さな積み重ねが、肥満や生活習慣病の予防につながります。

カテゴリ: 健康 , 老化対策 , 老化防止

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