もくじ
異常に“お腹が空く”のはナゼ?!~恐ろしい糖尿病~
“食べても食べてもお腹が空く”というあなた。
その症状、もしかすると糖尿病のサインかもしれません…!?
放っておくとさらに進行する恐れがあるので、まずはセルフチェックをしてみましょう。
糖尿病の症状って?
糖尿病の代表的な症状として「喉が乾く」「頻繁にトイレに行く」「疲れやすい」「体重が減る」といったことが挙げられます。
さらに進行すると「ニキビや吹き出物を繰り返す」「甘いにおいの尿が出る」という場合も。
また、糖尿病が進むと動脈硬化も進んでいきます。
末端の血管が詰まっていくので、足の指や、手の先から壊死してしまいます。
そのまえに、手足のしびれ、白くなる冷たくなる状態を経て、壊死していくと黒ずんでいきます。
また、目に症状が現れる場合も多いです。
見えにくい、視野が狭くなってきたら糖尿病の症状かもしれません。
しかし、軽症の場合はこれらの自覚症状が見られないことがあるので、発見が遅れてしまうケースも多々…。
そのため、定期的な健康診断が早期発見・早期治療につながります。
ナゼ?異常な空腹感…
上記のような症状に加え「異常な空腹感に襲われる」という例もあります。
その原因は、インスリン不足によって糖をエネルギーに換えられないこと。
本来、私たちの体はブドウ糖をエネルギーに換えて活動していますが、これはブドウ糖がインスリンによってきちんと細胞に届けられているからです。
糖尿病を発症している場合は、インスリン不足になっているため、いくら糖分を摂ったとしても正常にエネルギーに変換することができないのです。
その状態に陥ると、脳に“お腹が空いた”という信号が伝わるので異常な空腹感を感じることになります。
空腹感のまま食べ続けてしまうと…
異常な空腹感を満たそうと食べ続けてしまうと、さらに血糖値は上がり悪循環に…。
合併症のリスクも高まり、非常に危険です。
自己判断せずに、検診を受けましょう!
糖尿病の症状が改善されていくと、不思議と異常な空腹感もおさまるのだとか。
こんな生活習慣を続けると危険?!
1、糖質のとり過ぎ、 野菜不足
糖尿病になりやすい人の食生活は、往々にして「ご飯やパンなど糖分を多く摂る」「甘いものをよく食べる」といった傾向に。
野菜には、糖質の吸収をゆるやかにして急激な血糖値の上昇を抑える効果があるので、不足すると糖尿病のリスクが高まります。
2、 ストレスを抱えている
ストレスは、血糖値を上げるホルモンを分泌させる上、インスリン抵抗性※が強まると言われています。つまり血糖値が上がりやすい状態になるのです。
※ インスリン抵抗性・・・インスリンに対する感受性が下がり、インスリンの作用が正常に機能しない状態
またストレスによって過食に走るケースも多く、血糖値のコントロールが上手くできなくなってしまいます。
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