現代女性に多い!『温め過ぎ』も良くない?!
“冷えは万病の元”と言われるとおり、さまざまな不調の原因となるので改善したほうが良いのは確かです。
しかし、だからと言って極端に温めすぎるのもNG!
今回は、現代女性がやりがちな『温め過ぎ』について解説したいと思います。
あなたは、温め過ぎてない?
あなたの『温め過ぎ』レベルは、どのくらいでしょうか?
下記に当てはまることが多い場合は、要注意ですよ!
◯ 夏でも腹巻きをする
◯ (気分に反して)夏でもホットドリンクを飲む
◯ 何にでも生姜を入れて食べる
◯ 冬は汗をかくほど着込む
◯ 寝る時にも靴下を履く
◯ 靴下の重ね履きは当たり前
◯ ホッカイロは何個も貼る
◯ 電気毛布をつけて寝る
温め過ぎると、どうなるの?
温め過ぎると、体に熱がこもって『〜血(おけつ)』になってしまいます。
〜血というのは、血流が悪くなることで、血脈に古い血液が溜まって流れにくくなる状態のこと。
「唇の色が紫っぽい」「肌が乾燥しやすい」「イライラしやすい」「顔色がくすんでいる」というような人によく見られます。
〜血は、冷えが原因の場合もありますが、温め過ぎてもなってしまうのです。
人によっては「口臭」「排便臭」「黄色い歯」の原因にもなるのだとか…!
自分が『快適』と感じる温度管理を!
とにかく体を温めておけば「健康になれる」「妊娠できる」「冷えを改善できる」と思っている女性が多いようですが、過剰な温めはかえって体にストレスを与えることも…。
例えば、妊娠中の女性が温め過ぎた場合、胎児がのぼせてしまうことだってあるのです。
私たち人間は恒温動物で、体の機能に合った体温が保たれています。
つまり、それに反するように温めても、体は喜んでくれないのです。
冷えを改善することは大切ですが、何事もやり過ぎは禁物!自分が『快適だな〜』と感じる温度管理を意識してみましょう。
温め過ぎは、かえって体を冷やしてしまう?!
温め過ぎると、体が自ら熱を作り出そうとする力がどんどん衰えてしまいます…。
その結果、かえって体が冷えやすくなったり、代謝が落ちて太りやすくなることも。
私たちの体は環境に適するようにできているので、冷えないように過度に着込んだりホッカイロを貼るのではなく、体が自ら熱を作り出す力を鍛えていったほうが長い目で見たらより自然で健康的ですよね。
入浴後に冷たいシャワーを足元に少しかけてから出ると、面白いくらい体がポカポカするのでぜひ体験してみて。