朝食抜きは、老化を早める?〜老化対策〜

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朝食抜きは、老化を早める?〜老化対策〜

「朝は全く食欲がない」「朝食より、寝ていたい」そんな人も多いのではないでしょうか?

「朝食抜きダイエット」や「朝食を抜いても問題ない」など、いろいろな説が飛び交っていますが、今回は「朝食と老化」の深いつながりについてお話します。

朝食は何のために?

私たちの体は寝ている間にも、基礎代謝によってエネルギーを消費しています。そのため、朝は栄養不足になっており、ボーっとしてしまうのです。失われたエネルギーを「補う」のが、朝食の役割といえます。

そのため、朝食を摂らずに活動をスタートさせてしまうと、体に負担がかかり、老化の原因とされる活性酸素が発生。まさに、朝食抜きは老化を早める要因となりうるのです。

成長ホルモンにも影響が?!

アンチエイジングに欠かせない「成長ホルモン」は、夜寝ている間に分泌されます。(成長ホルモンは、「糖質、脂肪、ミネラルの代謝」「骨や筋肉をつくる」といった重要な役割を担っています)

この成長ホルモンの分泌には、メラトニン(睡眠ホルモン)が欠かせません。さらにメラトニンのもととなる物質が、セロトニン(脳内物質)。

セロトニンは「朝」分泌されます(よく噛んで朝食をとることで分泌されやすくなります)。朝、きちんとセロトニンを分泌させることで、夜になりメラトニンに切り替わり、成長ホルモンの分泌を促す、という体のリズムがあるのです。

つまり、朝食を抜いてセロトニン量を増やさないと、成長ホルモンの分泌を弱めてしまうというわけ。その結果、老化を招きやすくなります…。

セロトニンを増やすには?

セロトニンを増やすには、

・ 太陽の光を浴びる
・ 咀嚼(そしゃく)運動
・ 呼吸

なかでも「リズムのある運動」がおすすめ!

朝食は、よく噛むというリズムのある運動のひとつなので、セロトニンの分泌を促します。

さらに、セロトニンの材料となるトリプトファンが含まれる食品を摂ると、その効果は増します。(トリプトファンは、必須アミノ酸の一種です)

バナナ、ヨーグルト、豆乳、牛乳、アーモンド、白米などには、トリプトファンが多く含まれているので、朝食におすすめですよ。

朝食を抜くデメリットは?

1、 太りやすくなる

朝食をとらない人は、夕飯を食べてから翌日の昼まで空腹時間が続きます。そんな状態で昼食を摂ると、一気に血糖値が上昇するので、体は脂肪を溜め込もうとするのです。つまり「太りやすい」体になる危険が…!

2、 便秘の原因になる

朝食は、眠った状態の胃腸を起こす働きもあります。そのため、抜いてしまうと腸が活発に動かず、便秘の原因になることも(便秘が続けば、腸も老化をしてしまいますよ)。

カテゴリ: 健康 , 老化対策

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