寒い季節は、やっぱり温泉♪ 温泉の美肌効果とは・・・
日本の寒い季節。冬と言えば、色々な風物詩がありますが、やはり日本人であれば『温泉』が欠かせないのではないでしょうか♪
群馬県の草津温泉、大分県の別府温泉、北海道の登別温泉、神奈川県の箱根温泉…など日本全国にありますよね。
温泉旅行地を決めるポイントは「観光場所が豊富」「料理が美味しい」「貸し切り風呂が充実」など様々ですが、少し目線を変えてこの冬は“美肌効果”が期待できる温泉を選んでみませんか?
なぜ温泉が肌に良いのか?
簡単にご説明しましょう。
温泉には大きく分けて3つの効果があると言われています。
1. 物理効果
物理効果とは、体に直接影響を与えることを指し、さらに3つに分けることができます。
温熱効果(温泉につかることで血行促進につながる)、水圧効果(水の圧力によって、マッサージを受けている状態になる)、浮力効果(浮力によって体が軽く感じリラックスすることができる)があります。
2. 心理効果(転地効果)
別の環境に身を置くことで日常生活から解き放たれ、精神的に良い刺激を受ける効果が期待できます。
3. 薬理効果
入浴することで温泉の成分を皮膚から吸収して得られる効果があります。
ところで、“日本三大美肌の湯”と言われる温泉をご存知でしょうか?
日本三大美肌の湯とは『佐賀県の嬉野温泉』『島根県の斐乃上温泉』『栃木県の喜連川温泉』の3つを指します。
これらは、特に肌に良い温泉ということで、財団法人中央温泉研究所と温泉評論家である藤田聡さんが定義されました。
3つの特徴をそれぞれご紹介するので、気になる方はぜひ行ってみてくださいね♪
嬉野温泉
佐賀県嬉野市嬉野町にある温泉。武雄温泉と並び県を代表する温泉と言われています。
泉質:重曹泉(ナトリウム)
皮脂や分泌物を乳化して洗い流すため、入浴後はツルツルすべすべの肌に変化していきます。
斐乃上温泉
島根県仁多郡奥出雲町にある温泉。船通山の山麓に旅館、民宿がそれぞれ一軒だけある小さな温泉街です。
泉質:アルカリ性単純温泉
この温泉のお湯は、肌触りが柔らかく、独特のぬめり感があります。
特に皮膚病や冷え症などの改善につながります。
喜連川温泉
栃木県さくら市にある温泉。喜連川城跡を中心に、温泉施設が点在しています。
泉質:ナトリウム塩化源泉
硫黄、塩分、鉄分をバランスよく含んでいるため、肌に良いと言われています。
透明度のある茶褐色で、トロッとした化粧水のような感触になります。