一刻も早くどうにかしたい!アトピー性皮膚炎の治療法って?
「かゆい」
「カサカサする」
「赤くなる」
「ブツブツする」
こんな症状を繰り返すアトピー性皮膚炎、一刻も早くどうにかしたいですよね…!!
今回は、基本的なアトピー性皮膚炎の治療法を3つご紹介します。
3つの治療法って?
1、 バリア機能を修復する「スキンケア」
アレルゲンなど刺激物が皮膚のすき間から侵入することで、アレルギー反応は起きます。
そのため「いつも清潔な状態にしておく」「皮膚を刺激する汚れをとる」「肌の水分・油分を補う」ようにしましょう!
2、 炎症を抑える「薬物療法」
・ステロイド外用薬・・・きちんと使用量・使用法を守って使うことで最大の効果を引き出します。
・保湿剤・・・ワセリン、クリーム、ローション(皮膚の状態や季節によって使い分けましょう)
・抗ヒスタミン薬・・・かゆみが強い時に飲む薬です。
・漢方薬・・・補助的な治療としてオススメ!
3、 原因&悪化因子さがしと対策
アトピー性皮膚炎の原因または悪化因子になりうるのは・・・
ダニ、カビ、ハウスダスト、花粉、ペットのフケや毛、汗、シャンプー、化粧品、香水、寝具、絨毯 など
具体的には、以下のような対策がおすすめです。
「寝具を清潔にする」
枕カバーや布団は、定期的に天日干しをしてから(もしくは布団乾燥機でもOK!)掃除機でダニの死骸を取り除きましょう。
「1日1回、掃除機をかける」
ダニが生息しやすい環境をつくらないよう、できれば1日1回掃除機をかけると良いでしょう。
「ほこりがたまりやすい場所をチェック!」
家具の上やソファーの下、電気のかさなど“ほこりがたまりやすい”箇所は要注意です。こまめに掃除しましょう。
「換気も忘れずに」
こまめに換気をして、部屋の空気を入れ替えるようにしましょう。
また、冬は結露を拭き取ることをお忘れなく!
「ぬいぐるみにご注意を」
いつの間にか増えたぬいぐるみ、買ってからそのまま置きっぱなしになっていませんか?
ぬいぐるみは、ダニやカビの温床となっている可能性が…!手洗いをして、天日干しするようにしましょう。
「ストレスをためないことも大事!」
実は、ストレスもアトピー性皮膚炎を悪化させる原因のひとつと言われています。
アレルゲンを避けるために、制限を設け過ぎてしまうとそれがストレスになる可能性もあるので、うまくバランスをとりましょう。