ミネラルウォーターよりも水道水のほうが安全?

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意外・・・?!ミネラルウォーターよりも水道水のほうが安全?

あなたは、普段〈ミネラルウォーター〉と〈水道水〉のどちらを飲みますか?

ひと昔前までは水道水を直接飲むことが普通でしたが、ここ数年で水道水には独特の匂いや薬品が多く含まれているイメージから、直接飲む人がグンと減ったように思います。

また、ミネラルウォーターにはミネラル成分を多く含んでいるという認識から、美容にも良いとされ、コンビニなどで購入して積極的にミネラルウォーターを飲んでいる人が多いのではないでしょうか。

ミネラルウォーターにはさまざまな種類や商品があるので、それにより含まれるミネラル量の違いが多少ありますが、実は(一般的には)水道水と比べて含まれているミネラル量がさほど変わらないという説も…?!

水道水にもナトリウム、カルシウム、マグネシウムなどといったミネラル成分が含まれており、ミネラルウォーターに比べて多少カルシウムの量が少ない程度です。

特に“安全”という意味では、水道水のほうが抜群に優れています!

水道水は、水道法による51項目の水質基準があり、ミネラルウォーターには、食品衛生法による18項目の原水水準があります。

・・・となると、必然的に水道水のほうが水準が厳しいので安全なのでは??ということになりますよね。

水道水に含まれる塩素

水道水には微量の塩素が含まれていますが、これはむしろ雑菌の繁殖などを防ぎ、水の安全を守るためであって、体には害のないものです。

ただ、塩素が含まれていることから、薬品の独特の匂いを感じ、ミネラルウォーターのほうが飲みやすいと感じてしまうのは確かです。

しかし、ミネラルウォーターには塩素が含まれていないことから、開封後には雑菌が増殖しやすいという欠点があります。

ペットボトルを直接口にすると、口内細菌や食べ物からの細菌、手に潜んでいた細菌などが混入します。

少し前にも、あるミネラルウォーターに発がん性物質が含まれているというニュースが流れたのですが、ご存知でしょうか?

その対象商品であるミネラルウォーターを回収するといった発表がありましたよね。

ニュースによると、一部の期間に作られた商品から、発がん性物質の臭素酸が、基準値の倍にあたる水1リットルあたり0.02ミリグラムが検出されたそうです。

このことからも、ミネラルウォーターが絶対安全でないことが分かりますね!

「美容や体に良いから」「水道水は不安」といった理由から、ミネラルウォーターを購入しているのであれば、あなたは損をしているかもしれません。

日本は世界の中でも最も水道設備が整っていて、水のきれいな国だと言われています。

水道水を直接飲むことができる国は日本を含めて15カ国しかありません。

せっかく水道水が飲める国に住んでいるのですから、安心して日本の水道水を飲んでも良いのでは??

ミネラルウォーターを否定するわけではありませんが、水道代も他の国と比べてとても安く経済的なので『絶対ダメ!』と決めつけるのはもったいない・・・!

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