ガンコな冷え性には『ニラ』が効く!?
冷えに効く食材といえばショウガを思い浮かべる人が多いと思いますが、実は『ニラ』がとっても効果的です。
ガンコな冷え性の方にこそ食べてもらいたい!
ニラのパワーについてご紹介します。
ニラが冷え性に効く?
ニラに含まれる『硫化アリル(アリシン)』という成分には、血液をサラサラにする働きがあります。
(他の記事でもご紹介しましたが)血液がドロドロの状態だと冷えを引き起す、もしくは悪化させてしまうので、血液サラサラ効果は冷え性改善に欠かせないのです。
さらにビタミンEも豊富なので、毛細血管を拡張して血液や栄養を体の隅々まで届けることができます。
東洋医学的にみても、ニラは体を温める食材のひとつ。
冷えとり効果があるとも言われています。そのため薬膳料理でも重宝されていますよね!
他にも、こんな効果が・・・!
1、 アンチエイジング
硫化アリルをはじめ、βカロテン・ビタミンC・ビタミンEが含まれているので、老化の大敵である活性酸素を除去してくれます。
若々しさをキープしたい方は、どんどんニラを摂りましょう!
2、 便秘解消
ニラは「食べる下剤」とも呼ばれるほど、食物繊維(特に不溶性食物繊維)が豊富です。
便秘がちな方は、ニラのお味噌汁やニラ玉などを作ってみてはいかがでしょうか?
3、 疲労回復
硫化アリルはビタミンB1の吸収率を上げて、さらにその持続時間を長くする働きがあります。
そのため、ビタミンB1を多く含む豚肉などと一緒に摂ると効率的です!
美味しいニラを選ぶポイントって?
「葉の緑色が濃い」「ハリとツヤがある」「フニャっと曲がらない」「切り口がみずみずしい」がポイントです。
持ってみて大きく曲がってしまうものや黄色みがかっているニラは、あまりおすすめできません。
賢い保存方法は?
もちろん新鮮なうちに食べるのがベストですが、保存する場合は(葉が折れないように)新聞紙に包んで野菜室に入れましょう。
立てて入れるのがポイントです!
また冷凍することもできますが、冷凍するとベタっとしやすいので「味噌汁の具」「チヂミ」「ニラ玉」などに使う方が良いでしょう。