もくじ
お酒好きが摂取すべき『ビタミン』って?
お酒を飲む時、いつも以上に意識して摂るべきビタミンを知っていますか?
これを知っているのと知らないのとでは、飲酒後の体調に「差」が出ますよ…!
今回は数あるビタミンの中でも「お酒好きにおすすめしたいビタミン」をご紹介します。
ずばり、このビタミンを摂って!
答えは『ビタミンB1』です。
というのも、お酒とビタミンB1には深〜い関係があるから。
お酒が体内に入ると、まずアセトアルデヒドという物質に分解され、その後酢酸に分解されます。
この過程でビタミンB1が大量に消費されるのです。
さらにアルコールは、ビタミンB1の吸収を邪魔したり、排泄を促す働きもあるため、お酒の飲み過ぎはビタミンB1不足の原因になると言われています。
こうした理由から、お酒好きなら意識してビタミンB1を摂っておくことが好ましいでしょう。
ビタミンB1を多く含む食品って?
1、 豚肉
豚肉には、アルコール分解酵素の働きを促すビタミンB1が豊富に含まれています。
そのため、お酒を飲む時のおつまみとしてもオススメ!
「豚肉の炒め物」や「生ハム」など、ちょっと意識して選んでみましょう。
2、 豆類
豆類は、ビタミンB1の多い食品の中でも“手軽に食べやすい”のがポイントです。
いつもの食事にプラスするなど、積極的に取り入れましょう。
3、 海藻類
海藻類といえばミネラルが豊富!というイメージがありますが、ビタミンB1も多く含まれています。
なかでも「海苔」に多く含まれるので、ランチのおにぎりには海苔をお忘れなく。
ビタミンB1の吸収率を高める2つのポイント!?
その1:
玉ねぎ、ニンニク、らっきょうなどに含まれるアリシンを一緒に摂ることで、ビタミンB1をより効率的に摂取することができます。
ぜひ、お酒を飲む際はビタミンB1を含む食品とともに「玉ねぎのサラダ」や「らっきょう」などを用意(または、注文)しましょう。
その2:
ビタミンB群は互いに協力し合いながら糖質の代謝を促します。
そのため、ビタミンB1を摂る際には、ほかのビタミンも一緒に摂ると相乗効果が期待できるでしょう。
ビタミンB1を摂る際の注意点
ビタミンB1は、水溶性ビタミンです。
煮たり茹でたりすることで溶け出してしまうので、注意しましょう。
味噌汁や煮物など、汁ごといただけるものなら良いですね。
ちなみに比較的熱には強いので(損失率は約20%)、加熱しても大丈夫。
先ほどご紹介したように、豚肉、玉ねぎ、ニラなどの炒め物で効率良くビタミンB1を摂取してしまいましょう。