もくじ
「浅い」呼吸になっていませんか?!〜深呼吸〜
近年、無意識のうちに「浅い」呼吸になっている人が増加しています。
その主な原因は、やはりストレス!そのまま浅い呼吸を続けていると、さまざまな不調リスクが発生するかもしれません…?!
浅い呼吸を続いていると・・・?
リスク1:便秘の原因に
意外にも「呼吸と便秘」は深く関わっています。
※呼吸が浅い人ほど、便秘になりやすい、と言われています
深い呼吸をすると横隔膜が大きく動いて腸を刺激しますが、浅い呼吸の場合は、横隔膜の動きが小さいので腸はほとんど動きません。
そのため、便秘になりやすいのです。
リスク2:さらにストレス増加
浅い呼吸は、自律神経のバランスを乱す(交感神経が過剰に働く)ので「落ち着かない」「不安になる」「セカセカしてしまう」状態に…。
常に緊張感・不安感のなかで生活していれば、ストレスが溜まる一方でしょう。
リスク3:痩せにくい体質に
呼吸が浅いと、全身の血行が悪くなるので代謝が落ちます。
つまり、脂肪が燃えずに溜まりやすくなってしまうのです。
せっかくのダイエットも、浅い呼吸のままではもったいない!
この機会に呼吸を“深〜く”して、脂肪をグングン燃やせる体にしましょう。
リスク4:老化が早まる
浅い呼吸を繰り返していると、体に必要な酸素量が不足します。
その結果、細胞の修復機能は衰え、活性酸素を除去する力も弱まり、老化を早めるのです。
アンチエイジングにも「深呼吸」は非常に重要といえますね!
リスク5:肩こりが悪化する
浅い呼吸により全身の血流が滞ると、代謝はダウン…。
老廃物が溜まりやすくなるので、肩こり悪化の原因となります。
ちなみにカンタンに肩の力を抜くには「大きく手を振って歩く」「肩に温湿布を貼る」などがオススメです。
深い呼吸のメリットは?
「代謝アップ」
大きく息を吸い込むと、胸やお腹など大きな筋肉が使われます。
これらの筋肉が動くと全身の血流やリンパの流れが良くなり、代謝が高まるのです。
「生活習慣病の予防」
深呼吸をすると肺から「プロスタグランディン」と呼ばれる物質が分泌されます。
この物質は、血圧を下げたり、コレステロールの吸収を抑える作用があるので、生活習慣病(高血圧や動脈硬化など)の予防につながるのです。
「リラックス効果」
交感神経の働きが弱まり、副交感神経が優位になるので、緊張状態から解放され心身ともにリラックスすることができます。
瞑想で浅い呼吸から深い呼吸に意識的に切り替えてみましょう!
瞑想は、浅い呼吸のままでは出来ません。
浅い呼吸では、体も緊張したままだからです。
まずは、自分の浅い呼吸に意識を向けて、少しづつ深い呼吸にしていってみましょう。