脳の老化は20代から?!ワーキンク〜メモリを鍛える方法とは〜老化対策〜
「物忘れ」と聞くと、高齢者のイメージをもたれやすいですが、実は脳の老化は20代からすでに始まっています。
脳の老化が進むと「うっかりミス」や「物忘れ」が頻繁に…。このような状態では、仕事や家事も効率良く行うことができませんよね。(仕事で、うっかりミスを連発していると、評価も下がってしまう可能性が…!)
いくつになっても、仕事や家事がデキる女!でいるために、今から「ワーキングメモリ(作業記憶)」を鍛えておきましょう。
物忘れの原因って?
主な原因は、やはり「加齢」です。
脳細胞は、20代をピークに減少をはじめ、それに伴って記憶力も低下していきます。仕事や家事などで忙しい毎日を送っている間は、まだ良いですが、定年を迎えたり、子どもが巣立っていくことで、一気に刺激がなくなると(だいたい60歳前後から)、判断力や適応力も鈍くなっていくといわれています。
さらに、物忘れに深く関係しているのが、脳内にある「ワーキングメモリ(作業記憶)」。このワーキングメモリが、年齢とともに衰えることで、物忘れがはじまるともいわれています。
では、ワーキングメモリって何なのでしょうか?
ワーキングメモリって何?
脳内にある重要な部分(領域)で、情報を一時的に保持して、同時に処理する働きをします。
例えば、買い物中のちょっとした暗算、手順を考えながらの料理、人との会話など。
普段当たり前のように行っていることですが、先ほどお話した通り、ワーキングメモリは加齢に伴い衰えていきます。つまり、今まで無意識にできていたことが、できなくなってしまうかもしれないのです。
そうなると、日常生活に支障をきたすでしょう…。
そうならないために、今からワーキングメモリのトレーニングをはじめてはいかがでしょうか?とてもカンタンな方法で、鍛えることができます。
カンタン!に鍛えられる方法とは?
1、 料理をする
スライサーなどの便利器具を使わずに、包丁で野菜や果物を切るようにします。また、つけダレやドレッシングは、市販のものを使わず、味見をしながら自分で作ることをおすすめします。
つまり、脳にラクをさせずに、自分でいろいろと試行錯誤することが大事なのですね。
2、 体を動かす
特に、軽いジョギングはワーキングメモリの強化に効果的といわれています。体を動かし、脳の血流が良くなることで、脳細胞の活性化につながるようです。
3、 感動する
人は感動したり、幸福感や達成感を得たとき、ドーパミンという脳内ホルモンを分泌します。(ドーパミンなどの神経伝達物質が、ワーキングメモリを調整しているため、深い関係があるといわれています)
本やドラマ、映画など、あなたが感動できそうなものは積極的に取り入れていくと良いですね。