『ココナッツオイル』であらゆる病気を防げる?!〜老化防止〜
高い美容効果で知られるココナッツオイルですが、病気の予防にも役立つことが分かってきました。
今は、予防医学の時代。病気になってから養生するのではなく、病気を寄せつけないライフスタイルを確立して、元気に長生きしませんか?
今回は、あらゆる病気を防ぐといわれるココナッツオイルについて解説します。
どんな病気を予防できるの?
1、 大腸炎
大腸炎とは、大腸が炎症を起こした状態のこと。
主な症状として、腹痛・下痢・血便などがありますが、感染性や潰瘍性などその原因はさまざまです。
ココナッツオイルの大半を占める中鎖脂肪酸は、「消化の際に消化液を必要としない」「分子量がとても小さいため吸収されやすい」という特徴があります。
そのため、胃腸に負担がかかる植物油とは違って、胃腸に優しいのです。
つまり普段つかっている油をココナッツオイルに変えるだけで、大腸炎など胃腸にまつわる病気の予防が期待できるというわけですね。
2、 認知症
高齢者の5人に1人が認知症といわれる時代、決して他人事ではありませんよね。
今から予防策は打っておいたほうが、楽しい老後を過ごせるでしょう。
認知症のなかでも最も多いといわれるのが、アルツハイマー型認知症。
これは糖が脳細胞に取り込まれず死んでしまうことで、脳が萎縮していく病気です。
しかしココナッツオイルを摂ることで、その症状を緩和させられるといわれています。
というのも、先ほども話した中鎖脂肪酸が腸内で吸収され肝臓に運ばれると、肝臓内でケトン体に変化。
このケトン体が重要なエネルギー源となって脳細胞の死を食い止めてくれるからです。
3、 糖尿病
サラダオイルなどの一般的な油には、多価不飽和脂肪酸が含まれていますが、ココナッツオイルには(何度も出ていますが)中鎖脂肪酸が多く含まれています。
この脂肪酸には、インスリン抵抗性※を改善する作用があるため、糖尿病の予防に効果的なのです。
※ インスリン抵抗性・・・インスリンが肝臓・筋肉・脂肪細胞などに十分作用しない状態のこと
こうした働きがあることから、糖尿病の予防・改善だけでなく、ダイエットにも有効とされています。
ただし、下痢になることもある?!
基本的にココナッツオイルに副作用はないといわれていますが、人によってはお腹がゆるくなってしまう場合も…。
その場合は、少量からはじめて徐々に量を増やすようにしましょう。