「自分に合う枕」を使っていると、老化が防げるって本当?〜老化対策〜
今、あなたが使っている枕は、自分の体にフィットしていますか?
もし、「朝起きて、目がむくんでいる」「ぐっすり眠れた気がしない」などの悩みを抱えているとしたら、枕が合っていない可能性が…!
合わない枕を使い続けていると、体にいろいろな支障をきたし、老化を早める原因となってしまいます。(枕ひとつで、老化が加速してしまうなんて…?!)
枕が合っていないと…?
・ 首周りの血行が悪くなる
・ 眠りが浅く、疲れがとれない
・ 目のむくみの原因になる
・ たるみやシワの原因になる
・ 体が歪む
など、体のあらゆるところに不調が生じます。
その原因は、枕の「高さ」「素材」「硬さ」など様々。では、枕の高さが合っていないと、どんなことが起きやすいのでしょうか?
枕が高過ぎると?低過ぎると?
枕が高過ぎる状態は、枕の形によって2パターン考えられます。頭部が高くなり「顎をひいた」状態と、首が高くなり「顎を突き出した」状態。
どちらにしても、その姿勢を長時間続けていると、肩こりや頭痛、いびきの原因になります。また、シワやたるみの原因にも。
逆に、枕が低過ぎる状態は、頚椎(頭を支えるための骨)をしっかり支えることができず、寝違える原因になります。また、頭に血が滞り、血液循環が悪くなるので、むくみや貧血になることも。
じゃあ、理想的な高さって?
人それぞれ身長や体型が異なるので、「〜〜cmなら間違いない」ということは言えません。しかし、背骨のラインが緩やかなS字になる状態が保てことが、理想的といわれています。
ポイントは、頚椎と肩の筋肉に余計な負担がかからない状態。枕を購入する際は、実際に寝転がって試し、できればプロのアドバイザーに確認してもらいましょう。
良い枕の選び方ってあるの?
さらに、高さだけではなく、「素材」や「硬さ」も大切です。
私たちは寝ている間に、だいたいコップ一杯分の汗をかくといわれています。(季節に関係なく、です)なぜなら、汗をかき体温を下げることで、深い眠りにつくことができるから。
そのため、汗の処理をしっかりできる素材(吸湿性や通気性の高い)の枕を選ぶことも重要ですよね。
また、頭が沈みこみ過ぎるような柔らかさは、自然な寝返りを妨げることに。逆に、固すぎても、頭や首が圧迫され血行が悪くなります。手触りだけで決めず、実際に寝てみてバランスのとれた枕を選びましょう。