血糖値を正常に保つコツ〜おやつ編〜
血糖値を気にしている人にとって『おやつ』は大きな悩みのひとつ。
おやつは食べないほうが良いの?
どんな食品なら食べてもOK?
どんなことに気をつけたら良いの?
今回は『おやつを楽しむためのコツ』をご紹介しましょう。
おやつは食べないほうが良いの?
医師によって考え方に違いがあるようですが、多くの場合糖尿病患者が間食することはあまり良くないと言われています。というのも3食以外におやつタイムを設けると、血糖値がきちんと下がりきらないうちにまた血糖値が上がってしまうから。血糖値は食事の前までに下げておくことが大切なのです。
とは言え「小腹が空いた〜」「我慢できない!」ということもありますよね。そんな時、どんな食品なら食べても大丈夫なのでしょうか?
どんな食品なら食べてもOK?
我慢してストレスを溜め込むくらいなら、血糖値の上昇が緩やかな食品(低GI値食品)を上手に取り入れたほうが良いでしょう。下記を参考にしてみてください。
〜これなら安心!低GI値食品〜
・ バナナ
・ みかん
・ リンゴ
・ チーズ
・ アーモンド
・ ブラックチョコレート
・ プレーンヨーグルト
・ プリン
〜気をつけて!血糖値を上げる代表的なおやつ〜
・ ケーキ
・ ドーナッツ
・ クッキー
・ ポテトチップス
・ せんべい
・ 大福
・ 団子
・ アイスクリーム
どんなことに気をつけたら良いの?
1、 よく噛むこと
よ〜く噛んで食べると満腹感が得られるので、食べ過ぎ防止になります。歯ごたえのある『漬物』『スルメ』『こんにゃく』などをおやつ代わりにするのも良いかもしれませんね。
2、 食後は動く
食後は睡魔におそわれやすく、体を動かすのは億劫…という人も多いですが、血糖値が気になるなら『食後こそ動く』ことが大切です。
15分程度でOKなので、買い物や散歩に出かけましょう。もし外出ができない場合は、室内で足踏みするだけでも効果があるそうです。
3、 完璧主義はやめる
おやつを食べずにはいられない原因のひとつに『ストレス』があります。我慢をし過ぎた結果、大きなストレスとなって過食に走ってしまうのです。
他の記事でもご紹介した通り、ストレスは血糖値を上げる原因になります。そのため、ストレスは小出しにすることが大切。完璧な食生活を送ろうとすると疲れてしまうので注意しましょう。