目には見えない、血管の老化!あなたは大丈夫?〜老化対策〜
「血管が老化する」といわれても、いまいちピンとこないかもしれません。それもそのはず、体や肌のように目に見えてわかるものではないから。
しかし、自覚症状がないため、気づかないうちにどんどん進行してしまっている可能性が…!?(人は血管とともに老いる、なんて名言もありましたよね)
なぜ血管は老化するの?
主な原因は、
・ 加齢
・ 偏った食事(特に脂肪の多いものや塩分の高いものなど)
・ 肥満
・ タバコ、過度の飲酒
・ 運動不足
・ ストレス
年齢だけではなく、生活習慣も大きく関わっているのですね。(生活習慣を振り返ってみると、あなたの血管年齢が何歳くらいか分かりそうですね?)
血管の老化が進むと…
血管の老化(動脈硬化)が進行すると、
・ 心筋梗塞
・ 脳卒中
・ 腎不全
などの病気を引き起こす危険があります。
目に見えないからと油断せず、日頃から「ちょこっとだけ」意識しておくことが大事ですね。簡単にできる対策をご紹介するので、できそうなことから取り入れてみてはいかがでしょうか?
今から予防するには、何をしたら良いの?
1、 有酸素運動(ジョギング、水泳、サイクリングなど)・・・有酸素運動をすることで、ブラジキニンという物質が分泌されます。これは、動脈を弛緩させ、血管を拡張させる効果が。「マッサージ」のような効果で、健康な血管へと近づけます。
2、 血管に良い栄養素を摂る・・・「食物繊維」は、血中のコレステロール値を下げる効果があり、血管への負担を減らします。青魚に多く含まれる「DHA」や「EPA」は、血液をさらさらにする効果があります。「ポリフェノール」は、老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあります。(この他にも、血管を若返らせる栄養素はたくさんあります。毎日のレシピに是非取り入れてみましょう!)
3、 タバコは控えめに・・・タバコを吸うと、毛細血管が収縮して、血流が一気に悪くなります(全身に栄養を送る血管がスムーズに機能しなくなってしまうので、不健康とされるのも納得ですね)
コーヒーも血管の老化を防ぐ?!
以前、テレビ番組でもとりあげられていましたが、「コーヒー」は血管の老化を防ぐ効果があるといわれています。
コーヒーに含まれるフラボノイド(ポリフェノールの一種)という物質が、強力な抗酸化力をもっているため、血管がサビないように働きかけてくれるためです。(目安は、1日3杯程度だそう)
血管年齢に自信のない人は、試してみる価値があるかもしれません。