痩せてる人はバクテロイデスが多い?!〜善玉菌のひみつ〜
「バクテロイデス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
実は、この細菌が多い人ほど痩せていて、少ない人ほど太っている…ということが研究で分かったそうです!
まずは“バクテロイデスとは何なのか?”ご説明しましょう。
バクテロイデスって?
バクテロイデスとは腸内細菌の一種。短鎖脂肪酸という物質を出して脂肪の吸収を抑制したり、脂肪を燃やしたりします。(別名「ヤセ菌」と呼ばれているのだとか)
腸内細菌は、善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3つに分けられますが、バクテロイデスは日和見菌に分類されます。
つまり、腸内が善玉菌優勢であれば腸内環境をより良い状態にするよう働きますが、悪玉菌が優勢になると悪い状態へと働きかけてしまうのです…。
というわけで、腸内に善玉菌を増やしておくことが、バクテロイデスの働きを活性化させる(痩せる)のに重要ということになりますね。
バクテロイデス「別名ヤセ菌」を増やすには?!
バクテロイデスを増やして痩せることができるとしたら…試さない手はありませんよね…!
その方法は善玉菌の増やし方と同じで、
「栄養バランスのとれた食生活」
「適度な運動」
「ストレスを溜めない」
「良質な睡眠をとる」
といった基本的なことが大事です。
具体的には「食物繊維を毎日摂る」「自分に合ったヨーグルトを見つける」「いつもより15分早く布団に入る」「食事量を少し減らす」「脂肪分の多い食事は摂りすぎない」など。
バクテロイデスを増やす食品って?
バクテロイデスを増やすといわれる代表的な食品は、以下の通りです。
「痩せ体質をつくりたい!」という方は、積極的に取り入れると良いでしょう。
「玉ねぎ」
「アスパラガス」
「ごぼう」
「納豆」
「こんにゃく」
「きのこ」
「ヨーグルト」
「味噌」
別名デブ菌もあるって本当?!
ヤセ菌と呼ばれるバクテロイデスに対して、デブ菌と呼ばれる腸内細菌もあります。
その名は「ファーミキューテス」。
このファーミキューテスは、たくさんの食べ物を栄養やエネルギーに変えて吸収します。
そのため、多ければ多いほど太りやすくなってしまうのです。
この細菌を減らす方法は「食事量を減らす」「低カロリーの食事に変える」の2つ!同時に「バクテロイデスを増やす食品を摂る」のも効果的です。
腸内細菌を上手くコントロールして、あなたも痩せ体質を目指しませんか?