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日光浴がガン予防になるって本当？！

紫外線は「肌に良くない」「シミができる」「皮膚ガンになる」など悪いイメージが強いですが、実は適度な日光浴はガン予防につながると言われています。

一体なぜ日光浴がガン予防になるのでしょうか？

日光浴とガンの関係って？

太陽の紫外線を浴びると、ビタミンD※が皮膚の中でつくられます。

※ ビタミンDは、血中のカルシウム濃度を一定に保つなど丈夫な体をつくるのに欠かせない栄養素として有名ですが、それだけでなく「ガン細胞の増殖を抑える」「免疫力を高める」「インフルエンザなどの感染症を防ぐ」効果もあるのです。

こうした役割をもつビタミンDを体内でつくることは、ガンを防ぐ上でとても重要になってくるというワケですね。

実際にこんな事例も…

「日照量の多い地域ほどガンの発生率が低く、逆に日照量の少ない地域は高い（ガンになる人が多い）」

「ビタミンDの血中濃度が高い人は、低い人に比べ大腸ガン・乳ガン・食道ガン・咽頭ガンなどの発症率が低い」

現代人はビタミンDが不足している？！

高緯度に位置する（日照量が少ない）北欧諸国をはじめ、日本でもビタミンDの不足が問題となっています。「紫外線は有害」という考えが広がり、紫外線を避けるようになったことが大きな原因のひとつと言えますね。

また、女性の場合はシミ・シワ・日焼けなど肌へのダメージを懸念して、屋外を避ける傾向にありますよね。

しかし、ビタミン D欠乏が慢性化することは決して健康面で良いことではありません。サプリメントで補給する人も増えていますが、適度な日光浴がオススメですよ。（※週3日、1日15分程度の日光浴で十分！）

でも、やっぱり日焼けが心配…？

ビタミンDは、食品からも摂取することができます。以下は、ビタミンDが多く含まれる食品なので参考にしてみましょう。

・ シラス干し
・ ニシン
・ イワシ（丸干し）
・ 紅鮭
・ サンマ
・ サバ
・ 干し椎茸

上記を見ても分かるように、肉や野菜にはあまり含まれず、魚がほとんどですね！「ビタミンDが不足しているかも？」という方は、積極的に魚を食べると良いでしょう。

ちなみに、冬は日照時間が短いため、ビタミン D不足に陥りがちです。さらに、紫外線を浴びても体内でつくられるビタミンD量は夏と比べて少なめに。そんな冬こそ、食事からしっかり摂ることが大切ですよ。