もくじ
妊婦さんは『お酢』の摂りすぎに注意?!
妊娠すると『これは食べたほうが良い』『あれは食べないほうが良い』など、いろいろ注意すべきことが増えますよね。
お酢はヘルシーと言われていますが、妊娠中の女性が摂りすぎると流産のリスクが高まるのだとか…?!?
どうしてお酢の摂りすぎはNGなの?
お酢独特の味覚や匂いによって神経が刺激され、唾液・胃液の分泌が促されます。
その結果、消化吸収が良くなったり、食欲が出たり、新陳代謝が高まるなど嬉しい効果を得ることができるのです。
…しかし、一方で排泄作用も高まるため、流産につながる危険性もあります。
そのため妊娠中「酸っぱいものが食べたい!」からといって、過剰に摂るのは止めておいたほうが良いでしょう。
お酢以外にも摂りすぎ注意!の食品とは・・・?
1、 水銀を多く含む魚
水銀を多く含む魚を摂りすぎると、胎児の中枢神経の発達に影響を及ぼすと言われています。
「クロマグロ」「ミナミマグロ」「メバチマグロ」「メカジキ」「キンメダイ」「クロムツ」などの食べ過ぎには注意しましょう。
2、 塩分
塩分の過剰摂取は、妊娠中毒症を引き起こす恐れがあります。
1日8g以下を目安にしましょう。
(日本人成人女性の塩分の平均摂取量は10、1gと言われているので、今まで通りの食生活を送っているとオーバーになります!)
3、 白砂糖
白砂糖の摂りすぎは、胎児の発育に欠かせないカルシウムを奪ってしまいます…。
胎児の奇形をまねく恐れもあるので、要注意です!
4、 リン
ハム・ソーセージ、カップ麺、スナック菓子、清涼飲料水に含まれる「リン」の過剰摂取も危険です。
カルシウムや鉄分の吸収を妨げてしまいます…。
意外ですが、しらす干しにもリンが含まれているので食べ過ぎには注意しましょう。
5、 シナモン
シナモンは体を温める効果があるなど、女性にはおすすめしたいスパイスなのですが、妊娠中は例外です。
シナモンに含まれるシンナムアルデヒドという物質が、胎児に影響を及ぼしてしまうからです。
シナモン以外のスパイスやハーブなど作用の強いものに関しては、妊娠中は避けたほうが良いでしょう。
6、 ビタミンA
よく言われていることですが、ビタミンAの過剰摂取は胎児の奇形をまねく危険があります。
鉄分を補うためにレバーを食べる人もいますが、妊娠中は十分に注意しましょう。