妊婦さんの海外旅行、アリ?ナシ?
海外旅行に行く前に妊娠が発覚!せっかくだから子供が生まれる前に行っておきたいけれど、大丈夫なのかな…?と心配になる方も多いと思います。
そこで今回は、妊娠中の海外旅行について覚えておきたいポイントをご紹介します。
どの時期なら安心?
一般的には、安定期(妊娠12週から24週)なら妊娠中の海外旅行も比較的安心とされています。
とは言え、あくまでも母体の状態によるので、事前に主治医の許可を得てから出発するようにしましょう。
どんなリスクが考えられる?
1、 急な体調不良
安定期と言っても妊娠中は、予期せぬ体調変化が…!お腹が張ったり、気分が悪くなるケースもあります。
そのため、主治医に相談して抗生剤や解熱剤など(妊娠中でも服用可能なもの)をもらっておきましょう。また、万が一に備えて宿泊施設の近くにある病院を調べておき、母子手帳や検査などの医療記録、エコー写真を持参しておくと安心です。
2、 飛行機
妊娠中は、エコノミー症候群になるリスクが約6倍!と言われています。可能であれば、「30分ごとに通路を歩く」「こまめに水分補給をする」「簡単なストレッチをする」などの対策をとりましょう。
また、事前に航空会社に妊娠中であることを伝えておくと、様々なサービスを受けられる場合があります。航空会社によってサービス内容は変わるので、あらかじめチェックしておくと良いですね。
3、 感染症
渡航先によっては、感染症が流行している可能性があります。その場合は、渡航先を変えるか、旅行自体を中止することを考えた方が賢明でしょう。
ただし病気によっては、既に抗体をもっていたり、予防接種を受けられることもあるので、主治医に相談するのが確実ですね。
渡航先は、どこなら安心?
いくら元気な妊婦さんでも、万が一に備えて(せっかく授かった大切な命ですから)ゆったりと過ごせる場所が好ましいですね。
渡航先を選ぶポイントとしては、
「あまり飛行時間がかからない」
「ある程度日本語が通じる」
「医療に問題がない」
「きちんと交通整理がされている」
などがあげられます。
例をあげるなら、グアムやシンガポール、ハワイ、オーストラリアなどのリゾート地はいかがでしょうか?
さらに、渡航先と同じくらいホテル選びも重要です。プライベートビーチ・プール・ショッピングモール・レストランが敷地内や近場で充実しているホテルに宿泊すれば、移動に時間がかからず楽しむことができると思います。