今日は、どの豆をプラスする?食物繊維のパワー〜食物繊維〜
私たち現代人のほとんどが、食物繊維不足に陥っていることをご存知でしょうか?
不足した状態が続くと、肥満や糖尿病、大腸ガンなどの病気にかかりやすくなる可能性が…!
今日からでも遅くはありません、意識的に食物繊維を摂るようにしましょう。
今回は、普段の食事にプラスしやすい「豆類」をご紹介します。
オススメ!お豆5選
- 小豆
小豆に含まれる食物繊維は「100gあたり約17.8g」といわれています。
食物繊維の代表格ともいえるゴボウでも「100gあたり約5.7g」なので、小豆の含有量の多さには驚きですね!
主成分は、デンプンとタンパク質ですが、その他ビタミンB1・ビタミンB2・ニコチン酸・カルシウム・リン・鉄なども含まれています。
カボチャと一緒に甘く煮たり、お餅入りのぜんざいにして美味しくいただいてはいかがでしょうか?
- インゲン豆
インゲン豆の主成分は糖質ですが、その他タンパク質や食物繊維、さらにはカルシウム・マグネシウム・カリウム・鉄・亜鉛などのミネラルも豊富に含んでいます。
インゲン豆に含まれる食物繊維量は、ゴボウの約2倍・サツマイモの約3倍といわれるほど!
- ひよこ豆
食物繊維はもちろん、ビタミンB群やミネラルも豊富!
さらに、イソフラボンも含まれているので、エストロゲン(女性ホルモン)と同じように、PMS、生理痛、更年期障害などの緩和が期待できます。
- そら豆
植物性タンパク質を豊富に含むほか、カリウム、マグネシウム、鉄、リンなどのミネラルもたっぷり!
生の状態より茹でた方が、食物繊維量が約1,5倍もアップするので、時間がある時には茹でることをオススメします。
- 大豆
大豆といえば、タンパク質やイソフラボンのイメージが強いですが、実はゴボウの約3倍もの食物繊維が含まれています。
また、善玉菌のエサとなって腸内環境を整えてくれるオリゴ糖も含まれているので、美肌効果・免疫力アップ・大腸ガンの予防も期待できます。
食物繊維だけじゃない?!
豆類には、食物繊維だけでなく、下記のような注目すべき栄養成分も含まれています。
「サポニン」
苦味やえぐみの成分であるサポニンは、脂肪代謝を促す効果や高い抗酸化力をもっています。
「ポリフェノール」
豆の色にもよりますが、多くの豆にはポリフェノールが含まれており、優れた抗酸化力をもっています。嬉しいアンチエイジングが期待できますね!