ぐっすり眠れる効果も〜アミノ酸の秘密〜
良質な睡眠は…
・ 病気の予防になる
・ ストレスの解消になる
・ 脳と体の疲れがとれる
・ 肌トラブルがなくなる
など、嬉しい効果がたくさんあります。
しかし、現代人の睡眠時間は毎年減少しているのだとか…。また、不眠症に悩む人も増えていますよね。
今回は、睡眠とアミノ酸の関係についてご紹介したいと思います。
眠りをサポートする!3つのアミノ酸
1、 トリプトファン
必須アミノ酸の一種。体内で作り出すことができないため、食事やサプリメント等で補う必要があります。
トリプトファンは、睡眠リズムに深く関わるセロトニン(脳内物質)やメラトニン(睡眠ホルモン)の原料なので、不足すると不眠症やうつ症状が出やすくなるといわれています。
下記のような食品を積極的に摂って、トリプトファンの補給を意識しましょう。
トリプトファンを多く含む食品は?
肉類、チーズ、ヨーグルト、大豆、納豆、バナナ、アボカド、ゴマなど
2、 グリシン
非必須アミノ酸の一種。血管拡張作用によって、体の表面温度が上昇。それに伴って、体内部の温度が下がり、睡眠に入りやすくしてくれるのです。
深い眠りにつくことができるので、翌日の目覚めや体調がとても良くなるといわれています。(仕事や家事への意欲も高まりそうですね!)
グリシンを多く含む食品は?
エビ、カニ、ホタテ、イカなど
3、 GABA(ギャバ)
神経伝達物質として働く、アミノ酸の一種。GABAを摂ることで、リラックス・安眠効果が高まるといわれています。
体内深部の体温を下げる作用があるので、自然な眠りを誘います。不眠症の方は、積極的にGABAを摂取すると良いでしょう。(不眠症の方は、正常の方に比べてGABAの量が30%も少なくなっているのだとか)
GABAを多く含む食品は?
発芽玄米、トマト、メロン、キムチ、チョコレート、ココアなど
プラスαおすすめ不眠対策!
1、 朝日を浴びる
朝起きたら、まずはカーテンを開けて朝日を全身に浴びましょう。これを習慣化することで、体内リズムが整えられて、夜にはぐっすり眠れるようになります。
2、 手足が冷えている場合は
手足の冷えが原因で、なかなか眠りにつけないという女性は多いもの。そんな時には、「首」「お腹」「腰」を温めることをオススメします。
冷えを感じている手足を温めるのも大事ですが、この3つの部分を温めることで、より全身の血流が促されます。