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イライラしたり、不安になったり…不安定なココロには、ミネラルが関係していた？！

「仕事が上手くいかずイライラする」
「いきなり不安な気分に襲われる」
「人間関係が複雑でストレスを感じる」

など、私たちのココロは揺れ動くものですね。

「気持ちの持ちよう」といわれれば、確かにその通りなのですが…もしかするとその原因、ミネラルが関係しているかもしれません。

ミネラルとストレスの秘密の関係って？

１、 カルシウム

「カルシウムが不足するとイライラする」ということは、よく言われていることですね。その理由は、カルシウムの役割にあります。

カルシウムは、神経細胞内で情報伝達をスムーズに行うのに欠かせません。また、心臓を含む全筋肉の収縮にも深く関わっています。

この2つの機能が、カルシウム不足によって正常に行われなくなると、精神的に不安定になってしまうといわれています。（さらに、カルシウムの調節を行うビタミンD不足が原因の場合も！）

カルシウムを含む食品…桜エビ、いわし、ししゃも、小松菜、モロヘイヤ、ワカサギ

２、 マグネシウム

私たちは、ストレスを受けるとノルアドレナリンというホルモンを分泌します。その分泌時に、マグネシウムが多く使われるため、ストレスの多い人は不足気味に…。細胞内のバランスを保つよう働きかけるマグネシウムが足りなくなるので、精神の不安定を招いてしまうのです。

マグネシウムを含む食品…ひじき、ごま、アーモンド、あさり、枝豆

３、 亜鉛

先ほど、カルシウムについてお話しましたが、亜鉛はカルシウムを体内の必要な場所へ運んだり、たんぱく質との合成に必要とされます。つまり、カルシウムだけ摂れば良いのではなく、亜鉛も一緒に摂ることでイライラを防ぐことができます。

亜鉛を含む食品…うなぎ、牡蠣、レバー、牛肉、納豆、きな粉、帆立貝

４、 カリウム

細胞内外のミネラルバランスを保つ、という重要な働きをしているので、カリウムが不足することで精神障害やストレス増大の原因になります。

カリウムを含む食品…パセリ、アボカド、ほうれん草、里芋、干し柿、サツマイモ

これらのミネラルと「ビタミン」も一緒に摂るのが理想的です。（神経や筋肉を正常に機能させてくれるミネラルと、神経の興奮を抑え、脳細胞を活発にしてくれるビタミンのセットで相乗効果が！）

ストレスを抱えやすい人、精神的に不安定な人は、この2つの組み合わせを意識して食事に取り入れていきましょう。