PMDD(月経前不快気分障害)って何?!~女性ホルモンの危険~
PMS(月経前症候群)は聞いたことがある人も多いと思いますが、PMDD(月経前不快気分障害)はどうでしょうか?
今回はPMDDについて詳しく解説します。月経前に重度のうつ症状が出やすい女性必見ですよ!
PMDD(月経前不快気分障害)って?
生理2週間前くらいになるとイライラしたり、不安になったり、食欲旺盛になったり、異常に眠くなったり…不調を訴える女性が多いですよね。こうした症状はPMS(月経前症候群)と呼ばれています。
なかでも重度の精神的不調(学校や仕事にも行けないレベル)がある場合を『PMDD(月経前不快気分障害)というのです。
生理前になると強いうつ症状を発症して、涙が止まらなくなったり自殺願望すら出てきてしまうことも…。
また「感情を抑えられない」「強い不安に襲われる」「何もやる気が起きない」などの症状もみられます。
しかし、こうした不調も生理が始まってしまえばスーッと消えてしまいます。
そのため、普段(生理前の時期以外)は明るく元気な女性でも、実はPMDDに悩んでいるケースもあるのです。
今すぐチェック!あなたは大丈夫?
下記のなかで生理前の症状として当てはまるものをチェックしましょう。
2つ以上当てはまる場合は、PMDDである可能性が高いといえそうです。
・突然悲しい気持ちになる・泣きたくなる
・コントロールできないほどイライラする
・激しい緊張感がある
・絶望感がある
・異常に眠くなる
・性欲を抑えられない・減退する
・人から言われることに傷つきやすくなる
・自殺願望が現れる
・ものすごく疲れやすくなる
自分でできる!PMDD対策って?
対策1:「歩く」を習慣にする
適度に運動している人と全くしない人とでは、症状に差が生じます。
やはり体を動かすことは大切なのです。
まずは「歩く」ことを意識してみましょう。
ふらっと海に行くもよし、ウィンドーショッピングをするもよし、ですね!
対策2:甘いものは控える
白砂糖を多く含む甘いお菓子などは、体内のビタミンやミネラルを消耗してしまいます。
その結果イライラしやすくなるなど、症状を悪化させてしまうのです。
普段からチョコレートや菓子パンなどを食べる習慣がある人は、できるだけ控える意識を持ちましょう。