年をとると『太る』のはナゼ?
『昔と食べる量は変わってないのに、最近太りやすくなった…』と感じていませんか?それはもしかすると年齢が関係しているかもしれません。
なぜ年をとると太りやすくなるのでしょうか?今回は、その原因と対策を詳しく解説します。
太ってしまう・・・その原因は?
ずばり『基礎代謝の変化』です。
まず基礎代謝とは、呼吸・心臓の動き・体温の維持など私たちが生きていくために最低限必要なエネルギー代謝のこと。もう少し簡単に言うと『ゴロゴロしていても使い続けるエネルギー』のことです。
この基礎代謝が年齢とともに落ちていくため、若い頃と食べる量は変わっていないにも関わらず太りやすくなってしまうのです。
1日の総消費エネルギーの割合は
・ 基礎代謝量・・・60〜70%
・ 生活活動代謝量(運動など)・・・20〜30%
・ 食事における消費量・・・10%
つまり、基礎代謝量が大半を占めているのです。運動や食事に気をつけることも大切ですが、効率的に痩せたいのなら基礎代謝を高めることが先決と言えそうですね!
基礎代謝を上げるには・・・?
1、 体を柔らかくする
体が固いと血液やリンパ液がスムーズに流れないため、代謝も下がってしまいます。筋肉をほぐしておくことで全身の巡りが良くなり、基礎代謝も上がるでしょう。こまめにストレッチを行って、体の柔軟性をキープすることが大切です。
2、 腸をキレイにする
腸の働きを活性化することで、基礎代謝を上げることができます。たまにファスティングを取り入れたり、腸に良い食品(発酵食品、食物繊維の多い野菜など)を積極的に摂りましょう。
ストレスを溜めないことも大事ですよ!
3、 筋肉をつける
筋肉量が多いほど体温も上がるので、基礎代謝も高まります。定期的に筋トレを行ったり、簡単な有酸素運動(ウォーキング、エアロビクスなど)をして筋肉をつけましょう。
4、 代謝を上げる食品を摂る
「カプサイシン」「ショウガオール」「ビタミンE」などは、代謝を上げる栄養素と言われています。これらの栄養素が含まれているショウガ・ニラ・カボチャ・トウガラシを意識的に摂ると良いですね!