もくじ
コレステロールを気にして卵を食べないなんて「損」してる?!
コレステロール値が高い人が敬遠しがちな食品といえば「卵」ではないでしょうか?
しかし、一方で「卵はコレステロール値の変動にそれほど関与していない」という説も…。
今回は、卵とコレステロール値の関係をご紹介します。
卵の知られざる魅力についても触れるので、お楽しみに!
コレステロールは低い方が良いに決まってる?
コレステロールは出来るかぎり「摂らない方が良い」と考えている人が多いのではないでしょうか?
しかし、実際にはそんなことはありません。
摂り過ぎるデメリットばかりが注目されていますが、コレステロールは健康を維持するのに欠かせない物質なのです。
私たちの体を形成している細胞の膜をつくる材料であり、細胞を強くする役割があります。
また、健康維持に必要なホルモンや胆汁酸もコレステロールでつくられているのです。
卵はコレステロール値に関係してる??
確かに、卵はコレステロールを多く含む食品のひとつです。
けれど同時に体内のコレステロールの蓄積を抑制し、LDL(悪玉)コレステロール値を下げる働きのある「レシチン」という成分も含んでいます。
ある実験によると、卵の摂取によるコレステロール値の変動には「個人差がある」ことが分かりました。
つまり、遺伝的な体質や普段の食生活が大きく関係しているのです。
実際、健康な人は1日2個卵を食べても、それが原因でコレステロール値が上がることはないのだとか…!
卵の知られざる魅力をご紹介!
1、 太りにくくなる
卵には、私たちの体が必要としている栄養素がギュっと詰まっています。
バランスのとれた完全食品なので、栄養不足による空腹感がなくなるのだとか…!
空腹感が軽減されれば、自然と間食やドカ食いも減り痩せ体質になりますね。
2、 美肌になる
卵黄に含まれている「コリン」は、細胞膜に欠かせない成分。
プルルンとした皮膚細胞をつくってくれます。
いつまでも若々しい肌でいたいなら…卵を摂るべし!
3、 髪や爪が強くなる
必須アミノ酸を最高のバランスで含んでいる卵は、生命力のある強い髪をつくってくれます。
また、ビオチンという成分も含まれているので、爪の細胞にもGOOD!
4、 疲れにくくなる
卵に含まれる良質なアミノ酸が、運動で破壊された細胞をすばやく修復してくれます。
激しい運動をする人は、ぜひ卵を積極的に摂りましょう!