脳内まで老ける?! ~脳の老化防止に努めよう~
最近、人の名前を思い出せなくなってしまうなど思い当たることはありませんか?それは、もしかすると脳の老化がはじまっているサインかも知れません…。
体や肌が老化することはご存知かと思いますが、見た目だけでなく、年齢とともに【脳】も衰えていくのです。
人が老化する原因の最大の理由は、酸化による細胞へのダメージ。細胞がダメージを受けてしまうと、老化や病気を招きます。特に、あらゆる臓器のなかで【脳】が1番酸化しやすいといわれているのです。ですから、いかに酸化しないようにすることが大事になってきます。
残念なことに「完全に防ぐ」ことはできませんが、意識して「遅らせる」ことは可能です。
では、脳が衰えるとどんなことが起こるの?
・物忘れが多くなる。それがひどくなると、認知症等になる
・感情のコントロールがきかなくなる
・反射速度が低下する
・アルツハイマーを発症する
どうしたら脳の老化を防げるの?
・適度な運動を心がけよう(よく歩こう)
過度な運動は、逆に体に大きな負担がかかってしまい、寿命を縮めることになってしまうので、あくまでも適度な運動を心がけましょう。特に、よく歩くことで灰白質(かいはくしつ)が多くなり、認知症などの発症リスクを減らすことができます。
・スマートフォンやテレビなどを見る時間を短くしよう
・食べ物に気を付けよう
栄養バランスを考えて毎日の食事を楽しみましょう。
特に脳には、下記のような食べ物が良いとされています。
(例)納豆や豆腐などの大豆製品、カカオ、
DHAが多く含まれている青魚、オリーブ油
・質の良い睡眠をとろう
十分な睡眠をとり、睡眠不足にならないよう気を付けることが大事です。
また、よく寝ることで、新陳代謝の働きを促し、記憶力を高めるなどの効
果があります。
・日常生活に程よい刺激を与えよう
日々の生活を退屈に感じてしまうことが問題です。
例えば、このようなことを意識するとよいでしょう。
(例)新しいことにチャレンジする、アクティブな趣味も持つ、
普段やらないような新しい料理に挑戦する、人とコミュニケーシ
ョンを図る、手先を使う裁縫等をする、クイズなどのなぞ解きを
する など
・ストレスをためないようにしよう
ストレスをためてしまうと脳にダメージを与えてしまい、老化を促して
しまいます。
お肌など見た目ももちろん大事ですが、まずは健康のことを考えて【脳の老化防止】に努めてみませんか?