美肌維持に大切な「表皮」と「真皮」とは・・・? 

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美肌維持に大切な「表皮」と「真皮」とは・・・? 

あなたは「表皮」と「真皮」という言葉を聞いたことがありますか。

私たちの皮膚は「表皮」と「真皮」の2層構造になっています。

皮膚の構造を知っておくことで、自分の肌の状態がより分かりやすくなり、化粧品の効果も実感しやすくなるはず♪

そこで今回は、表皮と真皮の基本的な役割についてご紹介します。

『表皮』の役割とは?

表皮は、内側から新たな細胞が誕生する「基底層」、
余計な成分を分解する「有棘層」、
セラミドなどの保湿成分が生成される「顆粒層」、
水分の保持・外部刺激から守るなどのバリア機能を果たす「角質層」と徐々に変化し、

最後は皮膚の一番外側にある角質層となっていて、一定の期間溜まったあとに垢として剥がれ落ちていきます。

なぜ、この角質層がバリア機能を果たすのかというと、
角質層は角質細胞がレンガ状に積み重なっていて、その間にはセラミドなどからなる細胞間脂質が角質細胞の間をセメントのように接着しています。

このセラミドが角質細胞を十分につなぎ合わせることで、外部からの刺激侵入や、体内の水分の過剰な蒸散を防ぐ役割を果たしています。

そして、この繰り返しをターンオーバーと言い、約4週間のサイクルで、新しい表皮に生まれ変わります。

ターンオーバーが正常に繰り返されていることが美肌維持につながるのです。

サイクルには個人差がありますが、一般的には加齢により新陳代謝が低下し、遅くなると言われています。

化粧品は一般的に、この表皮部分の一番外側の角質層に働きかけ浸透させて
います。

 『真皮』の役割とは?

真皮は、表皮を下から支えていて、肌組織の大部分を占めています。

数年から数十年かけて入れ替わります。網目状にはりめぐらせているコラーゲン(膠原繊維)とそれをつなぎ合わせる弾力性のあるエラスチン(弾力線維)が、肌のハリや弾力を生み出しています。

コラーゲンとエラスチンの間には、水分を十分に含んだゼリー状のヒアルロン酸や栄養分をたくさん含んでいるコンドロイチンなどがあり、これらが肌全体のうるおいと柔軟性をもたらしています。

これらの細胞を作り出す線維芽細胞が、老化や紫外線の影響によって機能低下すると、真皮の構成要素の生産がスムーズに行われなくなります。

線維芽細胞の機能が低下すると、真皮全体のコラーゲンやエラスチンの生産量が減り、変性…。

すると表皮を支える力が弱くなり、肌全体の弾力やハリが失われ、深いシワやたるみなどを引き起こすのです。

カテゴリ: 健康 , 美肌

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